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子供のポケットには大きすぎる「機動戦士ガンダム 0080 ポケットの中の戦争」

ポケットの中の戦争 アニメ
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5.0 ガンダムは反戦作品なのです!

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一年戦争末期のサイド6リボーコロニーにて

0079年後半、中立コロニーであるサイド6に住む小学生アル。父と面会するため宇宙港に寄ると、丁度北極から運ばれてきたコンテナを撮影します。MS機体を撮影したかったアルはがっかりしますが、丁度軍務で里帰りしていた幼馴染で連邦軍コンピュータ技師クリスと再会し喜びます。

後日アルは被弾したザク改が墜落するの目撃。現場でザクを撮影し興奮している所でジオン軍パイロット、バーニィと出会います。さらにアルはバーニィを追跡し仲間の潜伏先まで発見。アルは隊員扱いという名目で監視されることになります。隊員になったと喜ぶアルは、バーニィの事をクリスに聞かれた時も”腹違いの兄弟”と嘘をつきます。そしてアルとバーニィはいつしか本当の兄弟のように、そしてバーニィとクリス仄かな好意を持ち始めたころ、戦争は本格化していくのでした。

ガンダムを巡って

1年戦争は0080年1月1日に終結しており、本作は末期である12月中旬からのストーリーです。既にアムロは大活躍しており、今回コンテナで運ばれた”NTー1”はニュータイプ専用機としてアムロ用に準備された物でした。つまりこの機体がアムロに渡るかどうかで大きく戦局が変わる、というのが背景。

そして持ち込んだサイド6は中立地帯であり、MSが常備されていないため本作では機体登場は少なく(ほぼない)なっています。MSがほとんど出ないロボットアニメ、何が魅力なのか・・・これは魅力どうこうではなく、ガンダムという作品の本質を知る為には、どうしても見なければならない一作なのです。

これがガンダムなんだ

本作では民間人アル連邦国軍クリスジオン軍バーニィ3名に笑顔と日常が確かにありました。人として分かり合えるからです。誰かが悪ではなく、この笑顔を護るために連邦とジオンは争っているのです。それは当然であり矛盾でもあり大切な何かを見失ってしまう、それが”戦争”あり”機動戦士ガンダム”の世界観です。

鬱系アニメと称しても間違いないポケ戦。これは思春期に観て落ち込み、大人になって涙する作品です。12歳のアルが背負うには重すぎる出来事。「もう戦わなくていいんだ」と伝える術もなく、この物語の顛末はアルのポケットの中にしまわれます。誰にも打ち明けられない秘密として・・・ラストで膝から崩れ落ちて泣く、それがおっさんクオリティー。ガンダムは切ない。

※因にケンプファーが好きです。そのため”いかにも”なおっさん、ミーシャ(カワイイ名前でも禿げたおっさん)すら男前に見えました。

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