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幸せに”なりたい”から”なって欲しい”へ「リズと青い鳥」

リズと青い鳥 アニメ
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4.6 嫉妬・羨望を乗り越えて親友に・・・いいね!

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彼女の特別

北宇治高校吹奏楽部3年の鎧塚みぞれは、中学の頃友人に恵まれませんでした。そんな折、吹奏楽部に誘ってくれた傘木希美特別視しています。2人は高校最後のコンクール曲”リズと青い鳥”オーボエとフルートを担当します。特に希美は幼い頃に読んだこの”リズと青い鳥”がとても好きでした。

独りぼっちで過ごすリズの元に青い髪の少女が訪れます。そして「独りぼっちのリズと遊びたかったの」という無邪気な笑顔にリズは喜びます。しかしこの少女の正体は”青い鳥”で、いずれ別れの日がやってきます。そんなストーリーを希美は「ちょっと私たちみたいだね。」と無邪気な笑顔を見せます。しかしこの2人、オーボエとフルートで掛け合うパートが上手く合いません。それはまるで2人の関係そのものでした。

嫉妬と羨望、自立と葛藤

大人しいというには引きこもり感がありすぎるみぞれ。明るく常に人を惹きつける希美を眩しく想っています。誰かと話していると間に入る事ができず、自分の髪を握り感情を抑えてしまう姿可愛・・・切ない。そこには”嫌われたくない”という強い思いがありました。

大勢の友人に囲まれている希美にとって、みぞれはその中の一人。”仲が良い”と認識していますが、最優先ではなく平等です。2人の温度差は大きく一方的な親友という関係に見えます。みぞれの強すぎる想いは、愛というよりも執着自分の為に希美を求めるみぞれは、自分をリズに置き換えて「自分なら鳥を手放さない」と話していました。

執着と愛情の違い

リズが青い鳥を空へ帰した、この出来事をみぞれは理解できません。しかし「もし自分が青い鳥で、リズに自由に羽ばたいて欲しいと言われたら?」この問で世界が変わります。正直、百合系??とドキドキしていたのですが、これは愛情という言葉の本質を謳っ青春賛歌でした。

自分だけと仲良くして欲しい、そんな想いは恋に似ているのかもしれません。自分よがりである限り、それは固執・執着に見えます(だから百合に見えた)。しかし恋愛ではなくても愛情は存在します。どんな関係性があっても”幸せになって欲しい”と思う、その感情を”愛情”と称しているのです。明るい話を想定していましたが、見事に京アニにやられました。これだけの傑作なら「響け!ユーフォニアム」へ入る(戻る?)人も多そうです。

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