”わたしの次善”…いつか使おう
互恵関係の破綻と新たな関係
色々な事件と関わり互恵関係を解消した2人。高校2年となり小鳩常悟郎はクラスメイト仲丸十希子と、小山内ゆきは1年後輩である瓜野高彦とそれぞれ交際を始めました。お互いに違う道を歩き、それなりに今を受け入れた生活を送っていた秋、それは起こりました。
この頃、地域でちょっとした問題が起こっていました。それは小規模ではありますが市内で複数の放火。校内でもボヤ騒ぎがあった事で新聞部である瓜野が学内新聞でとりあげ小山内にイイトコアピールを始めます。そして小山内も献身的に影ながら手助けをしていく・・・のですが・・・
2期(終)は”栗きんとん”と”ボンボンショコラ”
本作では悲惨な思いをする瓜野君を見てあげて欲しい。小山内さんが”恋をしようと思って頑張った”相手なんです。甘いシロップのように扱われた瓜野君はマロングラッセのような存在。でも小山内さんが求めた関係は、こして合わせて火にかけて、つなぎを使わずに素材を活かす栗きんとん・・・いや、むごい・・・
観てない人を置いていく瓜野感想ですが、これは観たら全員納得の感想です。涙出るぐらい”男として哀しい”扱いでした。小山内さん冬のボンボンショコラではあんなにデレるのに・・・まあ小山内さんの未来に瓜野君はいなかったってことで(ネタバレかな?でも皆分かってる事だからセーフだよね!)。
最善を探すための次善
小鳩も小山内さんもお互いの次善策としてそれぞれ恋人を作りました。そんなつもりはなかったでしょうが、そら無理でしょ。軽度サイコな2人に合う存在なんて中々見つからないんですよ。でも、その事を確認するための期間は必要なのです。この1年があったからこそ、ラストのボンボンショコラ編が沁みました。特に小鳩君の”来年行きたい所”とか・・・
終わった・・・小説も、アニメも、全て終った・・・でもアレですよ、アニメで巴里マカロン編してませんよね?あ、劇場版ですか?焦らすなあ(笑顔)。ほぼ全ての「小市民シリーズブログ」に書いていますが、大学編書いてもらって大丈夫ですからねえ・・・


コメント も、文句以外で・・・