バスケの1=ポイントガード
向かい風
沖縄の海岸沿いの公園でバスケをしているのは宮城兄弟。腕に赤いリストバンドを付けているのは兄ソータ。父を亡くし、弟リョータと共に母を助けると誓い合っています。この日はリョータがソータから始めて点を取ります。勢いにのりますが、ここでソータは友達と船に乗り釣りにでかけ、続きは持ち越されるのでした。
そして現在。湘北高校2年となった宮城リョータ。バスケット・インターハイ2戦目に向かえたのは絶対王者”山王”。赤と黒のリストバンドをつけ試合会場へ向かいます。168㎝とバスケには小柄すぎるガード・リョータの最初の一手はパワーフォワード桜木花道との奇襲”アリウープ”でした。
宮城リョータは大忙し
リョータのポジションはガード。主にボール運びとゲームメイクを任されています。最初にボールに触る為、山王のフルコートプレスディフェンスに一番長い時間狙われます。更にそのマッチアップ相手はキャプテン深津。2年からスタメンで実力は折り紙付き。そして身長180㎝とリョータより12㎝高い相手です。
身長差が10㎝を超えると上からパスを通されてしまいます。シュートも防がれる確率が上がり、ゴール下では邪魔になってしまう。そんな経験があるから良くわかりますよ・・・。格上相手との戦いに気持ちで負けそうなリョータですが、彼は知っています。「相手の方が背が高いなんて、いつもの事」だと。
チビの生きる道
身長168㎝体重58㎏と小柄なリョータの最大の武器はスピード。ドリブルとパスを最大限に活かしたハイテンポな攻めが全国で開眼します。遠距離とゴール下を仲間に託し、レイアップで隙間と意表を突くリョータの姿が、170㎝以下プレイヤーの勇気となりました。
切り込み隊長のカッコよさを体現し、主役となったリョータ。生い立ちに触れることでヒーロー感が増し増しでした。小学時代から王者だった山王との対戦。そこには言葉に出来ない過去の想いと、未来に進むための覚悟が詰まっています。SLAM DUNK完結から20年以上過ぎて、また泣かされるとは・・・
偶然最近バスケ復活していた僕には堪えた。歯を食いしばり過ぎて(結果知ってるのに)疲れてしまいました。当時の青春を思い出して、再燃しているバスケを楽しもうとしていた矢先の閲覧。・・・ちょっとリョータになってくるわ・・・
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コメント も、文句以外で・・・