勇太よ、闇の炎に抱かれて消えろ!
進級・交際・同棲にライバル登場!?
2年生へ進級した勇太ですが、最初からドタバタが・・・前回1期で六花を引き取ろうとする祖父母を勇太が説得したのですが、すでに祖父は六花の部屋を解約していました。新居が見つかるまでの間、勇太の家に住むことになりますが、勇太の家族はジャカルタにおり2人っきりの事実上同棲生活となります。しかし色々と問題がありそうな「同棲」、勇太の妹樟葉がジャカルタから帰国し3人生活ならば、という事で六花の姉十花も許可してくれました。
恋人になった2人の仲も更に・・・でもなく、お互い恋人として何をすればいいか悩みながら、2人のテンポを探します。そんな中現れた七宮智音という少女。なんと勇太の師匠(中二病症状)ともいえる彼女は勇太ととても親密。嫉妬する六花に悩みつつ、更に「極東魔術昼寝結社の夏」部も活動実態がない事から廃部の危機という問題も起こるのでした。
暖かく見守るストーリー展開
付き合い始めた上にいきなり同棲展開の勇太と六花を見守る2期。2人とその取り巻き達の性格や関係性を把握してこそ面白い作品です。家族も友人も見守っていく危なげな2人を、更に外側から眺めてニヤニヤする特権を与えられたようでした。今回は中二病よりも恋愛と他主要キャラの活躍が多めです。
森夏がモリサマーを黒歴史と隠しつつも、「自分のものだから、偽物には渡せない」というシーンでは黒歴史を持つ者全員に勇気を与えました(本当よ)。くみんが真剣に昼寝対決をしたり、凸守のミョルニルハンマーが恰好よくなったりと満足。惜しむべきは変態紳士である一色がもっと欲しかった。出番少なく中身濃くとなった一色の出番減少と、大塚芳忠さんのナレーションがなかったのが減点です・・・満点ですがね!
魔法少女「ソフィアリング・SP・サターン7世」はカッコイイ
この七宮の恐ろしいところは、自身が中二病である事を自覚しているところ。まさに超越者として君臨しており、ダークフレイムマスターとモリサマーが憧れた理由がよくわかります。どんな壁も「にーはっはっ!」という大きな笑い声と共に、叩き割り歩むようなその姿に観ているこちらも中二病心がくすぐられ・・・危険症状が出そうです。勇太のことを「勇者」と呼んでおり、魔王を名乗る七宮とは相居れないのだが・・・この辺りも「中二病ならではの想い」が隠された切ない心情が感じられます。
拗れた症状で理解しにくい言動・行動を取る「中二病」。六花のように素直に近ずくこともあれば、七宮のように避ける行動も見せます。しかしこれは中二病とは関係なく、ごく普通一般的な反応ですよね。ちょっとファンタジーな言い方をするだけで誤解される少女達の戦いが、「中二病でも恋がしたい!」という題名に含まれているんです。まあ、僕は患った事がないので、理解は難しいですがね。
コメント も、文句以外で・・・