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”幸せの定義”は自分自身でしか決められない「100日間のシンプルライフ」

☆映画あらすじと感想
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4.0 シンプルでも複雑でした

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\サブスク引き籠り応援団です/

物が無い生活なんてお前には無理だ!

プログラマーのパウルは自身で開発した人工知能搭載アプリ”ナナ”に首ったけ。完全に依存した自由で気ままな生活を送っています。また親友で共同経営者トニーも自分の見た目磨きにしか興味がありません。2人は開発したアプリ”ナナ”を売り込むため、IT実業家にプレゼンを行います。

ナナに対する想いがパウルは”人の為”トニーは”金の為”と意見が違っていました。金の為に手段を択ばないトニーに腹を立てたパウルは、プレゼン成功パーティーで勝負を持ちかけます。その内容は”所有物を全て無くし、1日1つずつ必要な物を取り出す。その生活に100日間絶えれた方が勝ち”というものでした。物に依存した現代人2名の100日目とは・・・

\サブスク引き籠り応援団です/

何が必要なのかわからない現代

パウルは携帯・買い物依存症。特に自分が開発しただけあって、アプリ”ナナ”に対する思い入れが強すぎました。起床から就寝までナナと会話デレし、言われるがままに買い物をする。どう見ても携帯無しでは生きられません。

トニーも見た目の為、毛髪剤にサプリにコンタクトに自分磨きにも物は大量に必要なのでした。ではそんな現代人代表から1万個を超える物を取り上げるとどうなるのか。鬱になりそうですが、パンツさえない暮らしでは落ち込む暇もない、というのが変にリアルで笑えました。

取り上げられたのは人生じゃないよ

携帯アプリは第三者(人じゃないか・・・)だし、見た目磨きは他者の目を気にして、と両者共に無くした物は生きる事に必要な物ではありません。本作は物に支配されているのではないか・・・を問いかける作りとなっています。この問いかけの答えは”幸せ”に通じると感じました。

裸一貫となったら最初の1つ目はやっぱり衣服ですよ。ここで携帯やコンタクトを選ぶなら”幸せは物で解決できる”人だと思います。僕はミニマル生活を良い生活とは思っていませんが、使わない・必要ない物に囲まれている自覚はしています。このありあまる物品の中で僕の幸せを手伝ってくれるのはどれなんだろう・・・なんて思い更けりました。いや、見てる最中は割と笑ってましたけどね・・・マッパで男2人が街を走り抜けるシーン好き

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