複数名で、なら戦えそう!
その少女は何者!?
チャイコフスキー”白鳥の湖”を踊る少女アビゲイル。大富豪の娘である彼女は、ホール貸し切りでバレエの練習をしていました。周囲にひとけの少ないこの状態に現れた6人の男女グループ誘拐犯。犯人達の目的は5000万ドルの身代金でした。
誘拐後、町はずれの邸宅にアビゲイルを連れて行くと、今回の依頼者ランバートが待っちかまえており、”24時間後に分け前を渡すので、逃がさないように”と告げ立ち去ります。そして24時間見張りを始めるのですが、この少女を見張るのは命がけでした。なんせ彼女はヴァンパイアなのだから・・・
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全然グロいよ
バレエと吸血鬼でホラーなのは確定ですが、グロさは控えめ・・・だと思ってました。ところがびっくりスプラッター。”出血が多い”というのもありますが、なんか破裂(※内からの圧力などで激しく裂けて壊れること)します。ちょっとびっくりするので耐性ない方は軽めの注意が必要です。
そんなびっくりシーンを挟みつつ始まるヴァンパイアVS人間ですが、少女のためか圧倒的なパワーを発揮することはありません。6人が協力していれば勝てそうな気がする、と感じる程に地味な戦い(リアルではあるのかも)となっています。そんな本作ですが、実は魅力はグロ・ホラー・アクションではない事に中盤以降気づきます。
まあバレリーナですからねえ・・・
アビゲイルはバレエを習っています。何故この設定が必要だったのか。それは”踊る”ためなのです。バレエ&ヴァンパイアという異色の組み合わせに心惹かれたのですが、特に本編関係ないと感じる序盤ですが、ご安心ください。踊りますよ!なのでちょっと序盤がアレでも目を離さずに!
ちょっと”ミーガン”を彷彿させるような可愛くて不気味なダンス。内容はともかくアビゲイル役であるアリーシャの魅力は十分に伝わりました。ダンスは至って真面目なのですが、披露するタイミングが絶妙なのでホラー4,コメディ6な感じ。B級LOVEなら観るべき一品です。



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