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本作を観ればわかる、クリスチャン・ベイルは本当に詐欺れる!?「アメリカン・ハッスル」

アメリカン・ハッスル ☆映画あらすじと感想
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3.6 大ヒットの理由が頷ける

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\サブスク引き籠り応援団です/

高級ホテルで身だしなみしている中年

1978年4月、ニューヨークのプラザホテル(スウィート)に宿泊中のアーヴィン。これから大きな仕事をこなすため、禿げ頭を絶妙に隠します。そこに恋人であり相棒のシドニーFBI捜査官リッチーが入ってきました。そしていよいよ囮捜査が開始ニュージャージー市長のカーマインにリッチーが現金を渡そうとしますが、カーマインは受け取らず出て行きます。ここでアーヴィンの出番となりました。

アーヴィンは天才詐欺師で、今回はFBIに摘発され解放と引き換えに4人の知的犯罪者を挙げる、という任務についてるのでした。しかし事が大きくなり、いつの間にやら市長を含めた政治家達の収賄を暴く事に。そこにはリッチーの出世欲や、上司の派手好きという利己的な思惑があります。そうして大規模な囮捜査となってしまった作戦に”身の丈に合わない”と苦言を呈しながらも、言う事を聞くしかないアーヴィンなのでした。

2013年の大ヒット映画

実際にあった”アブスキャム事件”を元に描かれた、超豪華な騙し合いアメリカが沸きました。当時の興行収入としては歴代5位となり、当然どの映画館も連日満席。北米6館からスタートを切った本作は、3ヶ月で海外含めて2000館を超える規模へと拡大しました。

詐欺師+FBIが政治家達を!!というストーリーも魅力があります。しかし本作はキャストが強い!リッチー捜査官にはブラッドリー・クーパーが髭もじゃで、カーマイン市長はジェレミー・レナーがリーゼント姿で登場。ジェニファー・ローレンスエイミー・アダムスが華になり、マイケル・ペーニャのおとぼけとロバート・デ・ニーロのマフィアぶりが光る。しかし一番恐ろしいのは”詐欺師”を演じたクリスチャン・ベイルでした。

お前は一体誰なんだ!?

クリスチャン・ベイル主演とありますが、一向に出てきません。ずっとダラダラ出てくるのはハゲでデブなアーヴィンぐらい。でも髪を直せば顔は整っているような・・・クリスチャン・ベイルでした。いや、本作の1年前にバットマン(ダークナイト・ライジング)で観た姿とは別人なのですが・・・恐らくクリスチャン・ベイルは本物の詐欺師です。

。大ヒット作品となりましたが、意外な事にアカデミー賞10部門ノミネートされながらも受賞なし。むしろ更に人気出たという作品です。このメンバーで、このストーリーでと考えると不思議です。”それでも夜は明ける”が強かったことを思うと、コメディ路線は受賞しにくいのでしょうか。それでも全部門にノミネートされたこの映画、面白くないわけがないのです。名優のハゲ・デブ変装作品は、それだけで神作なのですよ。

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⇑  トム・クルーズだってハゲでデブ
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