ジャン・クロードネタが嬉しい
完璧なアリバイ作り
顧客に完璧なアリバイを提供する会社”アリバイ・ドット・コム”。経営者グレッグは商才があり、浮気・秘密の旅行・学校のサボりと様々なニーズに応えてアリバイを提供しています。グレッグは父親の浮気が原因で家庭崩壊していたのが理由で、「バレなきゃこんな事にはならなかった。」と考えていたためこの仕事を立ち上げています。
家庭不審なグレッグですが、ある日運命の出会いをします。仕事終わりの帰り道、木にリードで繋がれている犬を見つけ、「誰がこんな酷い事を。」とリードを外してあげ・・・た途端に犬は車に敷かれます。そして飼い主フローという女性が草むらから出てき、ショックを受けます。グレッグは”事故だった”ことにして慰めるのですが、この時既に彼女に恋をしていたのでした。
ジャン・C・バンダムが登場するかと思った・・・
アリバイ・ドット・コムへ依頼に訪れた小太りのおっさん(フローの父親)は、偽名としてジャン・クロードを名乗ります。更に「依頼人の名前は」と話しているので、てっきりバンダムが依頼したと思い期待していました。更にこの後もバンダム出演を臭わせて来るのですよ。
グレッグが見る映画はジャン・クロード・バンダム主演の”ブラッド・スポーツ(だったはず)”です。そこで魅せたラストの、覚醒からの雄たけび&ジャンプ回し蹴りに憧れています。そして劇中で練習するも、恥ずかしい思いをしています。しかし彼は最後までバンダムに心酔していました。ここまで推すなら出演してもいいじゃないんですかね!?”現在のジャン・クロー・ヴァンダムはこちら”
まともな人間なんて存在しない!
どこの誰を見てもイカレているキャラばかり。コスプレイヤーの集団にいたスパイダーマンは全裸ペインティングで揺れて(何が!?)いるとか、グレッグとフローは変態趣味で意気投合とかヒャッハー!シリーズと同系列・同メンバーなだけあって、下品でふざけて酷い作品でした。こんな作品はとても好きなので、続きも出せばいいじゃない!と心から思っています。
第3作目と数えれるシリーズ作品になります。しかし1作・2作目と比べると大人しい印象ですので、”これ面白いシリーズなん?”とお悩みの方は本作から合う合わないを感じても良いです。このアリバイ・ドット・コムが合わなければ他2作は無理だと思われます。こういうおバカシリーズは各国ならではの味が出ます。フランスはどうやら半裸状態が笑いのツボみたいです・・・偏見かな・・・


⇑この辺が世界おバカシリーズ代表でしょうか・・・

コメント も、文句以外で・・・