例の音楽が頭から離れない・・・
滅亡までのカウントダウン
突如スペースシャトル「アトランタ」が爆発。その後無数の岩が大西洋に落下します。同じくニューヨークでも無数の岩が落下し、人々は大混乱に陥ります。そして原因が流星群、つまり隕石だということがわかりました。更に調査をしていくと、アメリカテキサス州と同等大の大隕石が地球に向かってくると明らかになります。この地点で落下予想日は残り18日・・・
NASAが導き出した隕石回避の方法は、大隕石に穴を開け内側から核爆弾で爆破するという作戦。そこで抜擢されたのは、「掘れない穴はない」と噂されている掘削士ハリー。呼び出されたハリーは娘グレースと共に世界の危機を知ります。そしてハリーは仲間を集め、数々の訓練をうけ宇宙へ向かいます。ー地球滅亡まで残り8日ー
荒くれものの英雄伝説
最大の胸熱シーンといえば、アメリカ大統領の演説にあわせて14人の宇宙飛行士がスペースシャトルに向かうシーンです。スローモーションで行われるこのシーンですでに涙が浮かんできます。この中の8人は掘削のプロであって本当の宇宙飛行士ではないんですよ・・・
普通の肉体労働者である彼らが、世界の希望となる姿に体温が上がりました。それは「本当に大丈夫なのか?この人選・・・」と思いながらも、大統領スピーチによって「彼らが世界代表なんだ」と納得させられた瞬間でした。シャトルに乗り込んでいく荒くれも達は世界が認める「英雄」となったのです。
![]() | 価格:1,100円 |

奮い立たせた言葉
大統領の「人類の過ちである、戦争は今回の試練に挑むための武器を作った。地球の明日は、これから空高く飛び立とうしている14名の勇気に委ねられた。」と声高々に発せられた宣言。赴く14人だけではなく世界中に勇気を与え、一致団結させました。過去の過ちを認めながらも、未来に活かすんだと鬼気迫りました。
世界で起きた悲しい出来事も、その技術を重ね合わせて共通・最大の敵を打ち払うという内容に嗚咽。この作品は視聴者の視点が何故か「守ってもらう側」になるのです。宇宙に行くまでの姿に共感し、宇宙に飛び立つ姿に尊敬の念を抱いてしまう。大雑把で騒がしい作品ですが、これ以上の「世界救出大作戦」は未だ観ていません。
コメント も、文句以外で・・・