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”天才”だから積み上げる必要がなかった「ドラムライン」

☆映画あらすじと感想
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3.2 圧巻はドラムバトル!

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\サブスク引き籠り応援団です/

天才の秘密

マーチングドラマーとしての才能溢れる高校生デヴォン。父に高校を卒業した事と、昔父が諦めた音楽大学の道に進む報告をしました。デヴォンをスカウトするのはA&T大学生マーチングバンド部リー監督。そしてバンドの正式メンバーに入る前の特訓を受けさせます。

デヴォンは新入生であるにも関わらず最上級のランクに合格しました。自分の技術に自惚れ、リー監督ショーン先輩に対して反抗的で横柄な態度ルームメイトの降格により、急遽任される事になったソロパートでは観客を沸かせます。しかし練習とは違う演奏にリー監督は激怒。その後、ショーン先輩が作った譜面を叩くよう命じられますが拒否デヴォンは楽譜を読むことができないとバレ、楽譜が読めるようになるまで最低ランクに降格されてしまうのでした。

ドラムバトルに心躍る

本作の魅力は「ドラムバトルがかっこいいぜ!」です。バトルの勝敗は「どちらかがリズムを間違える」「負けを認める」という曖昧さではありますが、けんか腰ながらも高い技術の応酬に耳と目を奪われました。小刻みでアップテンポなドラム技術に迫力を感じます。

今まで見たことなかったのですが、”ドラムバトル”とは”ヒップホップ”に近いのかな。音楽バトルは差がわかりにくいのですが、なんだか心が躍ってしまいました。主人公以外のチームもそれぞれに特徴設定がされており、大会で披露されるマーチングは一見(聴)の価値あり。音楽好き、マーチングバンドの経験者、成長者が好きな方は立ち上がってしまうかも。

才能が故の苦難

デヴォンはドラムを始めた頃から才能を発揮しており、地味な練習や誰かからの注意等を受ける事がなかった様子。天才肌にありがちなノリが軽くプライドが高い、そんな典型的なキャラクター。そんな彼が最低ランクで初心者レベルの講義を受ける屈辱は想像するに絶えれない程でしょう。

ソロの才能はありますが徐々に周囲との協調性や基本である譜面が読めない等の問題が浮き彫りになってしまいます。天才が故に基礎を飛ばしても出来てしまった。それが原因で揉めた時、積み上げていない脆さが露呈しました。そんな時デヴォンには本人の才能ではなく、積み上げてきた他者の手が必要なのです。序盤の演奏とラストの演奏、そこにデヴォンが積み上げる事が出来たのか?の答えが乗っていました。

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