1・2好きなら観るべき!単品ではちょっと・・・
環境の変化
ロサンゼルスで暮らすアランは金持ちの実家でニート生活を満喫中。何故かキリンを購入しトラックに載せていますが、高速道路の高架橋に激突させてしまいます。そして吹っ飛んだキリンの首によって高速道路は大パニック。尻ぬぐいに奔放した父親に対して”僕は悪くないでしょ”と反省しないアラン。あまりの怒りと心労で父親は亡くなってしまいました。
異常なアランを見かねた家族は、いつもの”狼軍団”に相談し、アリゾナのリハビリ療養施設へ入所することにします。しかしこの旅の途中で、突然大物マフィアであるマーシャルの組織に捕らえられます。そしてフィルたちに「チヤウに金塊を盗まれた。刑務所から出て行方が分からなくなっているが、アランだけがチヤウと連絡を取っている。」と話します。そして狼軍団はダグを人質にチヤウの捕獲を強要されるのでした。
1と2を見てないと面白さが伝わらない
今回は1・2ありきで展開していきます。ダグの定番ネタである”出番なし”も前作あってこそ。そんな色々な絡みが振り返りなしで進むため、この作品だけでは面白さは半減以下です。特に騒動の張本人でほぼ主役格の出番になった”チヤウ”ですが、何者かわからなないまま進むようなっていました。
この”ハングオーバーシリーズ”で一番名前が売れたのがレスリー・チヤウ。1・2と端役だったのに、3ではほぼ主人公と同時間の出演と大出世しました。演じたケン・チョンはアメリカコメディアンで、ハングオーバー以降から出演作品が増えました。トランス・フォーマーや怪盗グルーシリーズ(声優)、2021年のトムとジェリーにも出演しています。
本当に反省したのか!?
今回はハングオーバー(二日酔い)していません。記憶が残っているので今までと違って原因も明白。相変わらずの大騒動とアランのイカレっぷりは酒が無くても同じことでした。友人達に精神科に運ばれるアランの心境を考えると重いモノを感じます。しかしそれでも”やらねばならない”程、アランには問題があり反省(治療)が必要だったのです。
これで3作目のハングオーバー。”これで最後!”と銘打たれたことが衝撃でした。2009・2011・2013と2年毎の楽しみが無くなるのは悲しいですね。”なんちゃって”を期待していましたが、これ書いてる2023年で新版出ていないので終了なのでしょう。しかしファンとしてはそっと期待しています、”ハングオーバー!!!! ~30年越しの再会~”を!
コメント も、文句以外で・・・