本領発揮のレクター博士
その後ハンニバル・レクターはどこに・・・
あれから10年、バッファロービル事件を踏み台にし出世したクラリスですが、今は上司の後始末に頭を抱えています。そこにレクターに強い恨みを持つメイスンが現れます。彼はクラリスをレクター捜査担当にしようとしています。しかし問題はあの事件以来、レクターは誰にも姿を目撃されることなく過ごしていることでした。
そんな折、ある日一通の手紙がクラリスに届きます。それはなんとレクターからの手紙で、その内容は「殺人を再開する」というもの。クラリスは衝撃を受けながらも、手紙に着いた香りを手がかりにレクターを探します。そして取り寄せた2ヶ国の化粧品店に設置してある監視カメラの映像から、イタリアにいるレクターを見つけるのでした。そしてメイソンが動き始めるのでした。
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クラリスへの感情は何??
クラリスは10年ぶりのレクターを恐れながらも信頼しています。そしてレクターは手紙を送っています。しかも「特徴的な香りつき」というヒントを添えていました。FBI捜査官と犯罪者としては異質な関係で、恋愛のようにも感じますが親愛のようにも見えます。クラリスを大事にしている事には間違いがなく、続編が出れば恋愛方面に寄って行きそうです。
前作はレクター・クラリス・バッファロービルの3絡みでしたが、今回はビルの変わりにメイスンが絡んできています。そしてそれぞれ探していますが、微妙にすれ違って中々出会えません。ここだけ見るとなんだか昼ドラの三角関係物に見えてしまいますが、本作は「ハンニバル」ですので、そんな甘い感情だけでは進みませんでしたよ・・・
価格:1,100円 |
前作と比べてみるとグロ表現が多く強め
流石伝説の食人鬼といった内容です。前作は後半部分に少し食べ散らかす程度ですが、今回はしっかりと食べます。サイコパス・猟奇殺人・カニバリズムに抵抗がある方や、夢に見てしまう方は何かしらフィルターをかけて見ると良いでしょう。そこまでしてでも見る価値はあると思います。いや、ごめん、苦手なら無理しないで。。。。
解き放たれたレクター博士がまかり通る作品になりますので、クラリスの存在は非常に薄くなっています。前作10分の出番から10倍に増えた、まさに題名「ハンニバル」に相応しい活躍です。しかしやはり「脳みそが美味しいんだ」と話していた方の食事風景は、怖いもの見たさ以外での閲覧はお勧めはしませんよ・・・
コメント も、文句以外で・・・