戦士+地の利=無敵
ホームセンター勤務の真面目な男
ボストンにあるホームセンターで働くロバート・マッコールは温厚で物静かな性格。同僚や周囲に優しく誰からも信頼されています。夜は行きつけの店で読書することが日課で、とても平凡で穏やかな日々を楽しんでいました。この店で少女テリーと出会った事から、この平凡な生活に変化が訪れます。
テリーは歌手を夢見ていますが、現実は厳しくコールガールとして働いています。ある日テリーは”ルールを破った”と元締めから罰を与えられ重症を負います。それを知ったロバートは元締めの居場所を調べ一人で乗り込みます。当然追い返されますが、ロバートは入口ドアの前で時間を計り始めると19秒でその場の全員を殺害。彼の正体とは一体・・・

UMAREX GLOCK17 Gen.5 ガスブローバック
勧善懲悪
”悪党にも理由がある”という作品が増えている昨今ですが、本作は小気味よい程に勧善懲悪。物静かでほとんど言葉を発しないロバートの仕事内容は、”暗殺者”そのもので悪党にも見えてしまいます。しかしあくまで手法や動きが”危ない人”なだけ(?)で、本質は心穏やかな信頼できる人物です。
物静かで読書をたしなみ仕事がデキる。嫌味な程に完璧な役はテンゼル・ワシントンに良く似合う。アクション中心の作品ではありますが、彼の背中は常に誰かに向かって”がんばれよ”と語りかけているような心強さを感じさせます。
ホームセンターは恐ろしい場所
この”イコライザー”の華は”ホームセンター”でのアクションです。普段はウキウキで行く場所なのですが、本作では”これほど危険な場所はない”という程危ない。電動ドリルに釘が飛べば、有刺鉄線で首が吊られ洗剤薬品で爆発が起こる。ハンマーやノコギリ、角材にパソコンと完全な基地でした。
そしてセンターに潜んで待ち構える姿は”必殺仕事人”。静かに感情無く淡々と片付けていきます。”予定通りに事が運ぶ”とはまさにこのこと。仕事の後には様々な死体が残るだけというホラー。この惨状を見て”翌朝までに片付けるのかな?”と心配したのは余計な話ですね。



⇑ テンゼル・ワシントンの息子もアクションがいいね!
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