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2022年、1999年の終末に備えた戦士達は戻れない「KAPPEI」

KAPPEI ☆映画あらすじと感想
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4.1 本格俳優の本気コメディが熱い!

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\サブスク引き籠り応援団です/

無事に迎えた2022年

1999年、ノストラダムスの大予言にて”戦争・隕石落下”という世界の滅びに立ち向かうため、人里離れた孤島で殺人拳を極める少年たち。しかし2022年、終末は訪れず師範は弟子たちに解散を宣言。弟子のひとりである勝平は信じられない気持ちを胸に、袖なしジージャンと超短パンを装備して東京渋谷に訪れたのでした。

少年時代から修行一筋の勝平は渋谷で運命の出会いを果たします。それは不良に絡まれていた大学生を助け、お礼にと誘われた”花見”での出来事。その席に現われた女子大生山瀬ハル一目ぼれ。女性を見る事すら出来なかった勝平にとって、それは風呂場の水も蒸発する程衝撃的な出会いになります。そんなある種、幸せな時間を送る勝平ですが同じ殺人拳の使い手、「俺たちの手で終末を起こしてやろうぜ」と誘ってきます。恋か仲間か、勝平の出したその答えが世界を変える!???

安心して下さい、俳優陣が本気でふざけてるだけです

伊東英明上白石萌歌大貫勇輔山本耕史小澤征悦古田新太演技派俳優を勢ぞろいさせた”勿体ない起用が面白い”という真剣コメディ。古田新太は元々コメディ色強いのですが、山本耕史は”盗んだバイクで走り出す”上に自ケツ叩きまで披露。小澤征悦もダンスしたりストーカーっぽかったりと白熱した演技を見せます。

しかし何より伊藤英明の”男っぷり”が素晴らしい。ワイルドな姿で降臨しただけでなく、発言も行動もワイルド”悪の教典”の伊藤英明はここにはいませんでした。このメンバーが殺人拳の使い手を演じていますが、引くぐらいバカな事やっています。技巧派俳優を揃えた本作の見どころの一つとして、このメンバーがどこまで役に入り込めるのか、が心配でしたが全員完璧で引きました

終末は来ないし、少年には戻れない

”終末”のために生きた彼らは、既に世間から大きくズレていました。違う世界に放り込まれた感覚で、戸惑いしかない彼らには生き辛い場所のはずです。しかし少しずつ順応していく彼らの姿が胸を熱く・・・しませんね。とりあえず全員、島から東京に来た時は”変質者”だったので、服装が人間らしくなっただけでも安心しました。

ひとつの事に夢中になった結果こんな事に・・・しかも地球を救う為に頑張ってきたメンバーというのが切ない。失った時間は取り戻せないと痛感したのですが、しかし彼らは前向きで”強さ”を持っていました。と、良い話にしようとしましたがそんな感動作品ではありません。単純に無心で笑える作品として久しぶりのHIT。救済ラストといい、最後までハチャメチャで”完成”されていました。

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