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”設定”なんかどうだっていい!そんな愛すべきB級「必殺!恐竜神父」

必殺!恐竜神父 ☆映画あらすじと感想
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3.9 4は付けたくないけど、かなり好み・・・

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\サブスク引き籠り応援団です/

神父の苦悩

信者たちに教えを説くダグ・ジョーンズ牧師。この日は教会に愛する両親が来ていました。ダグが手を振り迎えようとすると、突然両親の車が大爆発。あまりに突然でショックを受けたダグは、スチュアート神父に促され「神に見放された地へ行ってみなさい。」と旅行を勧められ中国に向かうのでした。

「中国は東にあったのか!」と感心しているダグの前に、矢で射抜かれた中国衣装の娘が現れます。そしてダグに牙の化石を渡しますが、お互いに言葉がわかりません。唯一聞き取れたのは”竜の戦士”だけでした。帰国してからもこの当時の夢を繰り返し見ているダグ。彼は常に空腹を感じており、体調も不安定。そしてある日、とうとうダグは”竜の戦士”として目覚めてしまうのですが・・・

徹底洗浄ー家族

なんだこの”ちゃち”さは!?凄いじゃないか!?

開始1分20秒で両親が爆死。その衝撃シーンは効果音だけでした。CGとか設備的に難しかったのでしょうね。ここで心が囚われた方は本作を楽しめます。そして”神に見放された地”として向かったのが”中国”。いや、映画設定であって僕個人の悪口ではありませんからね?ちなみにこの中国、車20分ぐらいで後は歩いて到着してないかな・・・

そんな展開後、待ちに待った竜戦士が登場します。その神々しさに思わず巻き戻してしまいました。手作り感溢れる姿にまるで人が中に入っているかのような動き触れただけで人間を吹き飛ばす竜の戦士は恐怖の象徴です。しかし本作の魅力は、こういった目に見る部分以外にもありました。

神父・・・いるぅ???

神父×恐竜ですが、神父って必要でしたか?ダグが帰国後”常に空腹という設定はどこに活かされているのだろう。そう考えていた自分が愚かしい。たまたま神父たまたま恐竜で、肉食獣だからお腹が減るんです。その後に湧いて出て来る謎も”そうなんだから仕方ない”と気づかされたんです・・・

題名・ストーリー・設定の全てがぐちゃぐちゃ。しかしこれは素人が創りだした名作ではなく、プロが仕上げた冥作なのです。映画館でお金を払うかどうかではなく、自宅でダラダラ観るB級として100点本気のB級が見たいならこの1本です!!・・・あれ、監督はこれが初作・・・?プロの仕事・・・なはず・・・

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