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”魔法少女ユキコ”は誰も救わない・・・「マジカル・ガール」

マジカル・ガール ☆映画あらすじと感想
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2.7 マジカル☆ないやん

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\サブスク引き籠り応援団です/

2人の女性と2人の壮年

数学教師のダミアンが行う授業中、女子生徒バルバラが前に呼ばれます。彼女はダミアンの悪口メモを回して遊んでいたのです。そして怒るダミアンはメモを渡すように言いますが、バルバラは「無理です。持ってないから。」と手を広げ、何も入っていないことを見せるのでした。

所変わって日本の歌謡曲に載って踊っているのは12歳のアリシア日本アニメ”魔法少女ユキコ”が好きで、その主題歌”春はSA-RA SA-RA”を聴いていましたが激しい腹痛で倒れてしまいます。彼女は白血病で余命幾ばくないのです。そんな彼女の父親ルイスユキコのドレスを購入しようとします。しかし1点物で高価なドレス、手が出ません。悩み宝石強盗をしようとしたとき、頭上から嘔吐物が降ってきます。嘔吐した犯人はバルバラという美しい女性でした。この出会いが全てを狂わせていくことになります。

マジカルな作品ではある

パッケージにある頭から流血している女性と、坊主頭のマジカル・ガールかなり意味不明に見えますが、その通り意味不明です。笑っていいのか悪いのか、スペインのブラックジョークなのか謎なストーリーに頭が働きませんでした。特にオープニングのダミアンとバルバラのくだりは先の展開が見えません。この後の怒涛の展開がマジカルなのかな?

魔法少女に憧れる余命短い少女のために奔走する父親ルイス。そしてバルバラとルイスの出会いで、ことの運びがややこしくなる。この文章だけみるとドタバタコメディの予感がしますが、全くそんな雰囲気にはなりません。むしろドンドン人の闇部分をさらけ出し、ドロドロな展開に。

夢と希望は叶うのか?

魔法少女のドレスを巡ったドタバタ物ですが、思惑鬱・胸糞展開な作品です。グロ系ではないのですが、マジカル☆といった気分の盛り上がりを期待してはいけません序盤で少女が楽しそうに踊るシーンが一番明る、パッケージのように、少女がユキコスタイルになる頃には色々な事が終わっているのですよ・・・

日本の魔法少女も、まさか遠いスペインで誰かの人生を壊しているとは思ってもいないでしょう。誰かを壊すために作り出されたユキコ(魔法少女)も御気の毒でした。サスペンス・ドラマとしてゾクゾク感はあります。ちょっと北欧の臭い感じる作品で、重厚・鬱がたっぷりつまった危険な映画でした。

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