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”お金は無くなる”ではなく、”移動”する「マネー・ショート ~華麗なる大逆転~」

マネーショート ☆映画あらすじと感想
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4.0 一般人にはわからないですよ・・・

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\サブスク引き籠り応援団です/

何かが起こる

2005年のアメリカで投資会社のヘッジファンドマネージャーを務めるマイケル。ロックを聴きながら数字を眺めていると、ふと何かが気にかかります。それは当時超人気な金融証券CDO含まれている”サブプライムローンが不良債権化する”という、世界を巻き込む大きな出来事の予見でした。

マイケルはこの危機を利用し爆益を出そうと考え、投資を対象とした破綻に備えた保険、クレジット・デフォルト・スワップを提案します。どこの銀行も”サブプライムが破綻する”とは思っていないため、この提案を受け多額の破綻保障を行います。この行動に疑問を持った銀行家ジャレッドも調査を開始。そしてこの行動が正しいと気づいた時には、すでに崩壊が始まっていたのでした。

ショックの引き金はサブプライムローン

サブプライムローンはアメリカで流行った住宅ローンの一種。これは住宅価格が値上がりし続けていることを利用し、なんと購入した建物自体を担保にして借り換え等を行うという金融商品購入時より価格が上がる、そんな異常事態だからこその異常なローンである、と現代では言えます。

当然ではありますが2005年後半から住宅価格も天井を迎え、とうとうローン担保中の建物は担保保障にならなくなりました。元々低収入で担保なしの債権者が多く利用していたこのローン、とうとう返済不能者が増加していきます。今までと違って住宅価値がローン残務より低くなるので借り換えも売却も出来ないのです。そして不幸にも財産がはじけ飛ぶ投資家やローン利用者が多発。しかしこの時に財産を構築できた者もいたのでした。

他人の不幸を吸い上げて

当時、誰も疑わなかったサブプライムローン低収入者が夢のマイホームを手に入れている最中、マイケルは冷静に住宅価値の低下とローン利率に注目しました。気づいた当初は些細なほつれだけで、マイケルは大きな損益を出していました。しかしこの強烈な”逆張り”は破綻していく者達の財産を吸い上げる事に成功します。

本作は情報戦の重要さと、自分を信じる事を強く訴えています。”絶対的安全はない”という視点のマイケルは、感情抜きで数字を見ていたからこそ予見できました。しかし正義はなく利益があるだけです。未然に防ぐことも周知もしない、そして爆益の裏には数えきれない破綻者成功者の視点でありながらも”人間が嫌になる”という若干物憂げな作品。歴史の勉強だけでなく、不幸を吸い上げて儲けるという現実を哀しく伝えていました。

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☆映画あらすじと感想

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