お久しぶりのアクション・ジョリーです
それはモンタナ州で起こった
大自然が広がるモンタナ州で森林消防員として働くハンナ。彼女は昔の山火事で3人の子供達を救えなかった事を悔やんでいます。そのため自暴自棄となって無茶な行動をする事もありました。その頃少年コナーは父親に連れられ車で何処かに向かっていました。「私は正しいことをしたんだ。」と話す父親に、身の危険が迫っている事を感じています。
親子が義弟の警察官であるイーサンを頼りモンタナ州の山に入った頃、突如正面から銃弾が。車はガードレールに激突しながらも落下。そしてコナーに「川は町に繋がっている。手紙を頼む。」と伝え逃がし、父親は殺し屋の銃弾を受けます。そして逃げるコナーはハンナと遭遇。追われていると気づいたハンナはコナーを確保します。その頃殺し屋は死者を出しても騒がれないために山に火を放つのでした。

SALT以来?アンジョリーナ・ジョリーのアクション
トゥームレイダーやMr.&Mrs.スミスといったアクション作品が多いイメージを持っていたのですが、ここ最近はマレフィスセントぐらいしか目立った作品はなかったアンジョリーナ・ジョリー。2010年のSALTから11年を経て久しぶりに汗だく、傷だらけで走るジョリーの姿を見せた作品です。
実際のジョリーには6人の子供がおり、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の親善大使にも任命されると、今回のような”誰かを守る”役はしっくりきます。積極的に各国の子供施設などに寄付する姿勢は”天使”と呼ばれる事もあったとか。因に趣味はナイフ収集。色々意見はあるそうですが、カッコイイと思ってます!
思い切りが良すぎる殺し屋
まあ殺し屋もストレスが溜まりますよね。標的に逃げられ(しかも子供)雇い主からは急がされ。そして出した結論が「会った人間全員殺す」とか森に火を付けて「しばらくは騒ぎにならんだろ」とか、ちょっと精神的に病んでいました。そして結果的にとんでもない被害を巻き起こしてしまうという、これは現代社会への比喩警鐘なのか?(絶対違うので本気にしないように)
モンタナの目撃者自体は始末されてしまいましたが、情報を持った子供ががんばった本作。常に緊張感があり手に汗握ります。特に山火事は規模が大きく大迫力。本当にこんな事があった時ですが”火は上に向かう”ということで穴を掘って、その上に”燃えるもの(草木)をしきつめれば下にはこないとゴルゴ13さんが話してました。どうやら本当だったようで、本作でも似たような回避方法を見せています。ちょっとタメになる本作は、シンプルなストーリーで分かり易い作品でした。


コメント も、文句以外で・・・