PR
スポンサーリンク
スポンサーリンク

絵画の魔力に伝説あり「盗まれたカラヴァッジョ」

☆映画あらすじと感想
この記事は約4分で読めます。
記事内に広告が含まれています。

3.0 キャストが良かった!

スポンサーリンク
\サブスク引き籠り応援団です/

傑作の映画脚本

売れっ子脚本家アレッサンドロは制作会社に映画脚本の前金をもらいに訪れます。会社も売れっ子であるが故に無下にできず前金を払います。その後アレッサンドロが向かったのは会社秘書ヴァレリアの部屋。そしてコソコソと話し、お金を支払っています。

実はヴァレリアはアレッサンドロのゴーストライターで、今回も脚本制作を依頼されたのです。そんな折にヴァレリアにひとりの老人が近づいてきます。ラックと名乗るこの老人がヴァレリアに囁きます。「私は君に物語を提供できる。通常では知り得ない話だ。」そしてこのカラヴァッジョにまつわる話がヴァレリアの生活を一変させるのでした。

「VGP2023受賞」卓上型Bluetoothスピーカー ¥13,990~

カラヴァッジョって

バロック絵画の巨匠ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ。裕福な生まれで、金銭面で不自由した事がない画家です。性格的には問題があり、絵を描く以外はほとほと暴れん坊だったとか。”絵を描く”に特化した人種なのは芸術家っぽい

本作はそんなカラヴァッジョの作品”キリストの降誕”が盗難に遭った出来事をベースに作成していました。実際に”マフィアの間でたらい回しされている、逮捕時の酌量依頼に使用していた、ブタの餌にした”等と色々な逸話を残しているこの絵画は今も尚行方不明です。そこがまた魅力的。

芸術品の価値は無限大

”キリストの降誕”の行方を追って巻き起こるのは、ちょっとした盗難等のレベルではなく、国家を巻き込んだ大犯罪や殺人です。日本円にして30億を超える価値を持つ絵画の前に、人間の命や犯罪が小さくかすんでしまいます。そして更に価値を高め、伝説を作り魔力を帯びてしまうと・・・悪循環・・・

中々複雑に入り組んだミステリとなっています。重めの設定ではありますが、アレッサンドロ役のアレッサンドロ(ややこしいが本当です)だけがイヤに軽いのがクスっとさせます。設定とキャストが◎なイタリアン(フランス合同)映画で、お茶しながらじっくり楽しめました。

カテゴリーから作品を探す
☆映画あらすじと感想
シェアされると喜びます
スポンサーリンク
スポンサーリンク

コメント も、文句以外で・・・

タイトルとURLをコピーしました