感動と胸熱のガンダム達!!!!
バーチャル・リアリティゲームの進化
2045年、世界のほとんどがスラム街と化した未来。人々は厳しい現実から目を背けるようにVR”オアシス”の世界にのめり込んでいました。オアシス内では好きなキャラクターに姿を変えられ、衣装も装備もアクティビティも選び放題。特に”アノラック・ゲーム”は開発者の遺言で「勝者には遺産とオアシスの完全所有権を与える」と発表されており大人気です。
17歳のウェイド・ワッツも親友エイラと共にアノラック・ゲームに参加する青年です。ゲームに勝つために開発者のバーチャル・ライブラリーを訪れ研究していると、一つの”ヒント”を見つけます。そしてウエイドは最初の鍵とイースターエッグを見つけるためのヒントを見つけました。しかしこの事がきっかけとなり、色々な輩に目を付けられるのです。
「俺はガンダムで行く!」
話題になったガンダム役・・・じゃないトシロウ役は日本人の森崎ウィン。告知映像にも使われたガンダムとこの台詞には全日が泣いた!全編英語の作品で、この台詞だけが”日本語”だったことからガンダムへのリスペクト度が推し量れます。”ハリウッドのガンダム”は実写そのもので、光るカメラアイと真っ赤な盾に震え、2度目の視聴では一緒に「俺はガンダムで行く!」とハモってやりましたよ!!!
少し冷静になって観ていくと、この映画には世界中の”キャラクター”が参加しています。それは映画作品だけではなく、ゲーム(ストリートファイター等)からも選ばれています。サンリオ系や特撮からも選ばれており、乗り物全般何かしらの”作品”から選出されています。と、いうことは何百にも及ぶ作品が集結した”カルチャー・コレクション”という特別なジャンルになります。ストーリーも良かったのですが、それよりもこの迫力には最高評価しか付けようがありません。
夢に見るような世界(貧困は別)
貧困から目を背けるように発達したバーチャル世界ですが、そこは我々が夢見る理想郷でした。2045年の話なので後22年したらこんな・・・。しかし昨今のVR発達速度を考えると”あり得ない話ではない”と期待してしまいます。しかも世界中で貧困化が進んでいるというのも妙にリアル。本作は夢想の世界に見えて、実は現実的な未来なのかもしれません。
貧しい青年が”財宝”を手に入れるために大冒険する、という王道ストーリーにガンダム・ロボコップ・ミッフィーにジャイアントロボットと子供も大人もくすぐられるキャラが一致集結。面白いを約束されていた”レデイ・プレイヤー1”は間違いない絶品でした。2018年に”1”がでましたが、原作続きは2020年に出版されたばかりなので”2”はまだ先ですかね。2も3も期待してしまう新シリーズ(まだ1作)の始まりです!!!
コメント も、文句以外で・・・