思惑下ネタ
幼馴染が大統領候補!?
新聞記者フレッドは白人差別集団の集会に潜入しています。ばれて追い出された挙句、せっかく記事を作ったのですが勤めていた新聞社が大富豪に買収されてしまいます。いきなり無職になったフレッドは、友人に誘われパーティーに参加。そこで子供の頃に知り合ったシャーロットをみつけました。
シャーロットの方はフレッドを覚えていません。最年少国防長官に任命され寝る間もない程忙しい生活で、更に時期大統領に推薦・指示することを現大統領から伝えられます。そんな合間のパーティーで出会ったフレッドの記事を読み、一目で気に入った彼女はフレッドにスピーチ原稿を依頼します。そして2人の関係に変化が。無職と大統領というちょっと大きめの格差恋愛の行方はいかに。
カワイイけど下ネタは多め
出演者全員が何かしら下ネタを要求されているのかな?というぐらい多い。シャーロット役のシャリーズ・セロンにしては珍しい役柄。カワイイ系の恋愛物で間違いないのですが、ストレートな下ネタが多いので恋人と、よりも一人で観る方がよろしいかも。
ロマンスよりコメディに寄っている作品で、人によっては目を背けるシーンもあるかも・・・。ストーリー自体は格差恋愛物として楽しめますが、わざわざ下ネタを入れるには理由があります。きっとこのままでとストーリーが固く差別要素が強く見えるので、そこを下ネタを緩衝材として使ったのでしょう。うん、考えすぎですね。多分監督が下ネタ出したかっただけでしょう。
ありえない!?でも0じゃない!
2人は早期に恋愛関係になりますが、隠れてのお付き合いとなります。しかし周囲にはわかるもので、格差立場的な反対派が多数です。そもそも無職となった男が大統領候補のスピーチ原稿を依頼されるとか、更に依頼者が美人な女性で子供時代の知り合いとか、薄い確率のロング・ショットは成功率が1%未満。でも0じゃない!!
下ネタ・ブラックジョーク・風刺あり、という文面だけみると”きつい映画”なイメージ。しかしフレッド役のセス・ローが強くありたいと望む弱い男性、というキャラクターが本作をカワイイ系の作品にまとめていました。超格差恋愛にキュンとしたい、というより下ネタ見て笑いたい時の方がお勧めです。
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