更生ってできるのかな・・・
芸術を通じた更生プログラム
ディヴァインGは無実の罪でシンシン刑務所に収監されています。つらい刑務所生活で自我を保つため、演劇部をRTA(芸術を通じた更生)プログラムとして立ち上げます。そして劇団員達と共にシェイクスピア劇を成功させます。
そして新メンバー、ディヴァイン・アイが加入し、次回作の検討へ入ります。ディヴァインGのオリジナル脚本が提案されますが、コメディをしたいという劇団員の声があがり外部演出家であるビュエルが脚本を受け持ちます。そうして各々演劇指導を受けながら他者と意見を交わし、このプログラムの意味を考え、感じていくのでした。
\宅トレ器具は何がいい?/キャストの大半が元収監者本人
キャスト一覧を見て驚くのが主要メンバーの85%以上が演劇プログラムの卒業生・関係者、という所。主演のGはコールマンですが、アイの方はご本人。この作品がデビュー作であり、助演男優賞や新人賞を獲得しています。本人役で賞をもらうってのも珍しい・・・
本人役が多い、とはいえ作中で観られる演技は初心者とは思えないものでした。彼らのRTAプログラムに取り組む姿勢を感じる作品といえます。こういった更生プログラム参加者の再犯率は未受講の人と比較して10~30%の低下が期待されています。本作で見えたのは更生プログラムの意義と自身の再構築の難しさでした。
こんな事して何になるんだ!?
演劇をやる意味はどこにあるんだ?どうせ何も変わらない!そんな事を感じさせる出来事が満載の刑務所。それでも自分を見捨てないためには、何かに打ち込む必要がありました。絶望を受け止めて諦めずに自我を保つ。なんと重く困難な事か・・・
「俺たちは人間に戻るために集まっている」これがプログラムの目的であり意義でもあり。過去も現在も超えて未来の夢と希望のために一心不乱と、綺麗な話ではありますが心のルーティンを作る過程は大変です。継続と我慢と発散と。・・・でも実社会に還ったとして演劇継続するのかな・・・再犯率本当に下がるのかな・・・と考えてみましたが、実際にディヴァイン・アイはプロ俳優になっていました。なるほど、再犯率低下ですね!(多分)



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