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価値観が変わっても変わらないモノだってある「スペース・プレイヤーズ」

スペース・プレイヤーズ ☆映画あらすじと感想
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3.7 一番嬉しかったのはレブロンかも・・・

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\サブスク引き籠り応援団です/

AIからのオファー

バスケ界のキングとして有名なレブロン・ジェームズですが、今は3児の父親として子供にバスケを教えています。しかし次男のドムバスケよりもゲームの開発に忙しく集中していません。少し気になったレブロンはドムの作ったバスケゲームをプレイしてみますが、レブロンの得意技を繰り出した途端にバグでキャラが消えてしまいます。落ち込んだドムをレブロンはワーナー社の企画会議に誘い元気付けようとします。

ワーナー・ブラザーズ社ではAIであるアル・G・リズムが、有能な自分がコンピューター内で囚われ、誰からも認知されないである事を嘆いています。そこで目を付けたのがレブロン。彼の名声を利用し、自分を世界中に知らしめようとキングを誘いだすためワーナー社に企画提案をし、レブロンを呼び出します。しかし簡単には思惑に乗ってこないレブロンにイラつき、強制的な手段に出るのでした。

本物のバスケ選手と本物のワーナーキャラ

主人公レブロン・ジェームズは本物のNBAキング最年少記録から歴代記録まで次々に塗り替え、NBA史上最高のプレイヤーとも噂されマイケル・ジョーダンとも比較されるほどの人物です。SF/PFとして活躍していましたが、PGとしても才能豊か得点力とアシスト力はまさに史上最高です。

そんなレブロンとワーナー登場のアニメキャラとのコラボですが、ちょっと日本に馴染みの薄いキャラばかり。メインのバッグス・バニーもよくわかりません。しかしアメリカでは超有名なので、もしかしたら得したのはレブロンかもしれません。まさか3次元でのコラボとか想像もしてなかった出来事でしょうから。

新旧入れ替わり・・・いやいや、2次元は永遠よ

アル・G・リズムはバッグスバニー達を”古い2次元”と言い、最新AIである自分を上に見ていました。レブロンは昔ながらの教えを大事にし、子供の価値観に理解を示しません。全く違うことに見えますが、これは古い・新しいにそれぞれ対応できなかった、しようとしなかったという点では同じ事です。温故知新というテーマの本作ですが、ワチャワチャアニメで豪快にムードを壊していきます(笑)

特に”バスケである必要性はない”のですが、多数のキャラが大勢出てきて楽しい!というのは間違いありません。そして何より進化した技術は素晴らしい異世界転生ゲームいけるんじゃない?と淡い期待を持つほど、自然で迫力のある3次元アニメは進化していました。”レディ・プレイヤー1”は大発展した世界ですが、これぐらいの規模なら生きてる間に出来るようになるのかな・・・そんな期待度が上がる作品でした。

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