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一体何がそこまで怪しかったのか・・・「キリング・オブ・ケネス・チェンバレン」

☆映画あらすじと感想
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3.2 精神的な問題は難しいですが・・・

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\サブスク引き籠り応援団です/

ニューヨーク州のアパートに住む70歳の黒人男性ケネス・チェンバレン精神疾患があり心臓が悪いため医療用アラートを自室に置いてあります。2011年11月19日の早朝、深く眠っていたケネスは誤ってアラートを作動させてしまいました。

眠っているケネスはアラートからの連絡に気が付かない為、3人の警官が様子伺いにやってきます。そしてドアを叩かれた音で目覚めたケネスは”大丈夫だ、間違えただけだからかえってくれ”と訴えますが、その対応に警官は緊急事態を察知。そして勘違いからケネスは”何らかの犯罪に関わっているのでは”と怪しまれることになるのでした。

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出来事をリアルに再現した問題投影作

本作は2011年に起こった実話であり、”警官による”暴力と”差別発言”に強いメッセージを感じます。リアルタイムで追体験できるように鑑賞時間を事件とほぼ同じ90分にするなど、実際に起こった事件を基に・・・とうより既にドキュメンタリーな作品

本事件は出来事の音声が医療用アラートを通じて録音されています。ケネスの狼狽具合から警官の激しい行動までしっかり記録されており、何が起こったのかを映像付けしたのが本作となります。それだけに”警官”に対する反応は様々です。

誰に対しても起こったのか?

”ただ寝ていただけ”のケネスが何故か犯罪者扱いへと変化する様が不気味でした。精神疾患のせいで極度にドアを開ける事を嫌がったケネスですが、それでも過剰な対応策を実施した警官は異常。差別発言(実際にあった発言)を考えると、そこには人種的差別があったのではないか・・・と疑うのは必然です。

”最初からドア開けたらいいのに”と思うのは、僕が平和な日本人だから。黒人が警官を恐れる、ここにアメリカの闇が垣間見えます。そして後の裁判で連邦判事が警察の武力行使が行き過ぎであるとする訴えの一部を却下(その後の裁判で無事、覆されました)し、地元でも全く騒がれなかったというこの事件。実話映画化で何かが変わり、家族や次世代が救われれば幸いです。

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