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犬のための娯楽が詰まったホテル「ホテル・バディーズ ワンちゃん救出大作戦」

ホテル・バディーズ ☆映画あらすじと感想
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3.4 犬の可愛さに癒される

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\サブスク引き籠り応援団です/

里親が見つからない!

両親を亡くし、カールという里親夫婦の元で生活していたアンディブルースの姉弟2人は、愛犬”フライデー”が心の拠り所です。しかし里親から辛く当たられ、フライデーの餌代は自分たちで稼がなければなりません。2人は小金を稼ぐため犯罪を繰り返し、とうとう警察に保護されました。2人の身元引受に現われたのは里親を仲介しているバーニー。2人の事を以前から気にかけていました。

アンディとブルースは里親からフライデーを隠します。そしてフライデーをどこで育てて行こうかと街を彷徨います。すると目に入ったのは大きな廃墟ホテル。中に入っていくフライデーを追うと、すでに中には大型犬・小型犬の2匹が先に暮らしていました。そしてフライデーもここで暮らす事を決意しています。

こちら絵本「ノンタンのたんじょうび」とセットで「小麦・卵・乳」不使用のクッキーとなります

犬好き以外もほっこりできる

100匹以上の複数犬種が”動物管理局”に捕まる、という展開があります。”救出大作戦”という題名があるので当然”何かに捕まる”のですが、何となく嫌な響きの局名です。しかしそこはご安心展開で、家族全員で見れる動物コメディ作品としては良い塩梅。誰も傷つかないと言えますので、”動物管理局”という不吉な名前に気後れしないように。

姉弟がフライデーと暮らすために何が必要なのか、というテーマが良かった。廃墟となったホテルで、楽しく明るく暮らせたとしても一過性のものです。根本的な問題として、”子供と動物だけで生きて行けるのか?”という問いがどうしても残ります。その辺りを解決させている本作は温かい作品です。脇役・嫌われ役の全員がフォローされ綺麗にまとまるラストはほっこりでした。

数々の”発明”に夢がある

主役の一人である弟ブルースは発明家。ホテルの中で犬達を退屈させない、不衛生にしない、そういった目的をもってマシンを作っていきます。ホテル内の噴水をリメイクし、排泄物を勝手にゴミ袋に包んで外のゴミ箱に入れるマシン(システム)は秀逸欲しい!全自動フリスピー投げ機にドライブシュミレーションマシンと、本当に愛情たっぷりの発明ばかりでした。

当の犬達も満足そうに生活しており、排泄・食事・運動が適度に行えるよう個々に設定されているという、人間から見ればまさに天国な世界。犬全員に名前があり、それぞれの個性と生活歴がちゃんと構えられています。そんな個々の小さいエピソードも入り混じったワチャワチャのワンちゃんコメディは、猫派でも見とれてしまう程可愛く明るく楽しめました。

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