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”未知・未踏”それは天才には魅力的な響き「ウェイ・ダウン」

ウェイ・ダウン ☆映画あらすじと感想
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3.6 金庫の仕掛けが素晴らしいですね

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\サブスク引き籠り応援団です/

それは”誰の物”?

フランシス・ドレークの財宝を30年以上追い求めているウォルター相棒ジェームズと共にとうとう沈没船から”財宝の在処を示すコイン”を見つけます。しかしこの沈没船は”スペインの保有物”とされており、これに関する物全てスペインの財産として没収されてしまいました。そして世界一堅牢と言われるスペイン銀行へと保管されます。

ウォルターはこの金庫からコインを取り戻すため、一人の大学生に目を付けます。それは天才と呼ばれる男トム。色々な企業からの誘いも”やりたい事と違う”と興味を示さないトムですが、今回は違います。”設計図・場所・仕組みがわからないスペインの金庫を開ける”、それはトムにとってドキドキの挑戦となります。

スペインといえばサッカー

国民の70%がサッカーを娯楽としているという程の人気っぷり。1926年からプロ化したスペインサッカーリーグですが、代表となるとFIFAワールドカップを含め、数々の選手権で優勝しているトップレベルの強国2007年~2009年までは35戦無敗無敵艦隊と称されたのはあまりに有名です。

そんなスペインが南アフリカ杯決勝に出場となると、当然国を挙げての応援となります。清掃員が「皆サッカー観るから休みだよ」という言い訳が通り銀行にリスクがあると聞いても「サッカーが優先だ」と話すお偉いさん。なんて羨ましい国民性。そこにつけ込んだウォルター達ですが、守りは無敵艦隊同様に鉄壁なのです。

元々トムは社会貢献したい人

泥棒の片棒担ぐトムですが、そもそも”砂漠化問題”等に注目しており、自分の頭脳・発明を誰かのために使いたいという姿勢がありました。しかし悉く”会社”という塊はつまらない提案ばかり。欠伸が出るほど退屈・辟易していたトムに舞い降りた朗報は”実力試してみないかい?”という甘美な誘いでした。

いきなり浮かれて参加したわけではありませんが、やっぱり”試したい”という思いは強いのでしょう。しかも数十年前に出来た破れない金庫とあらば、現代人が負けるわけにはいかない。ストーリーやヒューマンよりも”金庫の仕組み”に関心しました。先人の知恵は現人に勝る、それはいつの時代にも天才がいた、という証明のようです。この知恵比べの結末は・・・引き分けかな・・・?

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