奥深い・・・そして熱い!!
突然の勧誘は今まで知らなかった”あの部活”
中学時代はサッカーで”不倒”という2つ名を冠した宵越竜哉。華々しい活躍の裏には嫉妬・悪意という歪んだ人間関係がありました。そんな世界に嫌気がさし、高校では部活をせずに自宅でPC三昧の閉じ籠り。しかし好きな事を好きなだけできる環境に満足しています。
そんな生活を楽しむ達哉の元に、突然”カバディ部”が勧誘をしてきます。否応なく見学に引っ張り込まれますが、全く乗り気でない達哉は適当にあしらいます。半ば脅迫的な挑戦を受け、”負けたら入部”というカバディ体験を行います。スポーツ超万能で”不倒”の達哉は余裕を見せますが、この体験から”カバディ”に熱されてゆくのでした。
カバディという名称は知っているけど・・・
なんだか”カバディ カバディ”と言い続けている不思議なスポーツ、という印象。それがこの作品を読むと想像を遥かに超える激しいスポーツであると知りました。ルールは”抑え込みありの鬼ごっこ”で、小難しくはありませんが単純なだけに戦術性の複雑さがあります。
試合時間は前後半20分で7人制。85㎏未満という体重制限があります。攻撃・守備を交互に行い、攻撃側が守備側コートのセンターラインを越えた時点からプレイ開始となり、守備側コート内で攻防が繰り広げられます。
得点は攻撃側はタッチ1人につき1点、守備側はタッチされなければ1点加算。攻撃側は守備コートにいる間”カバディ”と息継ぎ無しで言い続けなければなりません。そして一番の醍醐味はこのタッチの後。タッチ後に攻撃側は自陣に戻るのですが、守備側は阻止して抑えつけることができます。抑えられて自陣の戻れなかった場合も”失敗”となります。結構ハード。
スポーツもだが画質も熱い!!
不倒の竜哉がサッカーを見切って、カバディで才能を開花。そして仲間に鍛えられながら次々と強敵が現れ、そして挑んでいくという王道物。よくある話ではあるのですが、想像を超えるカバディの魅力と作者の画力が見事にマッチ。とにかく熱く、”灼熱”という題名がぴったりの超高熱漫画でした。
イロモノ漫画と触ったのが間違いの元。ドップリ漬けられてしまいました。元々青春スポーツ漫画は好きなのですが、読みながら汗をかいてしまう程の熱量に囚われました。漫画を読むだけで汗が出る・・・これは名作だからこそ!カバディの魅力を全力で楽しめます。
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コメント も、文句以外で・・・