動物万歳!!!
地球の価値を調べろ
地球侵略を企む宇宙帝国アザトス。侵略の前に各惑星の調査を行い、宇宙から見て有益なら支配、無益なら惑星破壊を実行します。今回地球の調査員に任命されたのは、宇宙でもトップクラスの戦闘員リザ・ルーナ。日本に降り立ちますが、その文明の低さに呆れます。「惑星破壊」を選択しますが、上司の命令で飲食物のレベルを確認するために「カフェ」に入っていきます。
カフェに入った途端、今までの人生で感じた事のない衝撃が「なんだこの可愛すぎる生物は!?!?!?」。実は入った店は「猫カフェ」で目に入った生物は「猫」なのですが、今まで支配してきた惑星からでは想像すらできないレベルの可愛さに圧倒されます。足は震え動悸が激しく、胸キュン死寸前のリザ・ルーナ。この可愛さに耐えれらるのか!?
猫だけじゃなく、動物全般の魅力が伝わってくる
登場する多くの動物達は魅力的で、余すことなくカワイイアピールをしてきます。そこに拍車をかけるのが「飼い主たち」です。「うちの子が一番」とアピールをし、時にはバトルに発展も・・・。しかし全員共通して「他の動物の可愛さを認める」のが心地良い。全ての生き物にリスペクトする姿は、間違いなく全員真のペット主です。
ペットショップの在り方なんかが問題になる昨今ですが、飼い主の責任能力も問われていると感じます。動物売買については何ともかんともですが、「野良を許さない」という体質には疑問があります。本作に出てくる飼い主達は可愛がるということは、命を育む・大切にするという本質的なことを理解しており、とてもポジティブに読める作品です。
うちの猫で胸きゅんしてもらおうか・・・
最初のカワイイは猫です(トウゼンですよね)。リザは猫派ではありますが、他の動物達を見ても膝が震え腰が抜けます。宇宙一とも呼ばれる戦士が、地球の動物達を前に言い放つ名言が「胸キュンに耐える訓練はしてねんだよ!」。まさにその通り(笑)地球の概念にないセンスが秀逸です。「胸キュン死」って精神異常攻撃ですよね・・・耐性上げるの大変そう・・・
激しく共感するのは猫主人あるある。特に「猫に飼われているんだよ」というのは誰しも納得です。動物を飼っている方が読むにあたって、注意事項が一つあります。「カワイスギクライシス」を読むと、絶対に「うちの子を自慢したくなる症候群」が発生してしまいますので、必ずアピールする相手を準備しておいて下さい。そんな事言ってる間に症候群が発生したので、うちの子貼っておきます。カワイイね!
「カワイスギクライシス」2023年アニメ化決定!!
地球のカワイイが宇宙を揺るがすーそんな副題をもってTVに来ます。とうとう「よぞら」が漆黒に輝き「エミリ」が人間を屈服させる。人類を守るため「マサムネ」が立ち上がり、「モモ」が静かに見つめる。そんな世界(まんざら嘘でもない)が動きだします。期待しかしていません!
⇑こちら公式サイト様 「どちらがペットかわからなくなる作品」降臨です
2023年7月、1期終了しました。モフモフがモフッててカワイイモフが盛りだくさん。腰が抜けていく宇宙人達も、胸キュンで死亡者が出なかったのが幸いです。EDで”みんなのペット”が出演していますが、アレは良いですねえ・・・アニメ最終話のせいでレッサーパンダをモフリたくなりました。
コメント も、文句以外で・・・