積み重ねた意外性
秋葉へ45km、それでも嬉しいアニメオタク
アニオタ小野田坂道は自宅から片道45km以上離れた「秋葉原」へ、電車賃を浮かし推しアニメのため自転車で通っています。その行動力を心配した母は、本人の知らぬ間に元々速度の出にくいママチャリをさらに進みにくいように細工してしまいます。その結果、坂道の脚力はとんでもないことに・・・
いつものように鼻歌交じりに学校裏の坂道を登っています。その姿に自転車競走部の今泉俊介は目と耳を疑います。実はこの学校裏、斜度20%とという崖にも感じるような坂になっています。自転車競争部ですら恐れる坂を鼻歌交じりに登るママチャリ。この今泉に発見された事から、アニメ部(設立希望)の坂道は「ロードレース」の世界へ足を踏み入れることになるのでした。
作中大会は弱虫ペダルオリジナルルールを楽しも
高校生の自転車競技が題材の「弱虫ペダル」ですが、現実とはルールが結構異なっています。例えば2日目以降のスタートは着順なのが弱虫ルール。実際は同時スタートで、前日の成績は関係ありません。そんな特別ルールで行われる大会を、もっと楽しむために「弱虫ルール」オリジナル要素のみを解説(いや、しっかりとは理解できてないが)していきます。
まずスタートは前述したように「先日の着順」でスタートします。またスプリント・山岳といった区間のトップには称号が与えられますが、優勝にはポイント換算などされません。優勝は最終日に1位を取ったチームになります。色々と選手が賞を取り「カラーゼッケン」を受け取りますが、優勝には関係ないってことです。つまり区間でトップを取る理由は「この区間では俺が一番!」と証明し、チームを強く鼓舞するためです。オリジナルルールの数々はキャラクター達の魅力を引き出すために設定されています。
小野田坂道の脚力はアニメのため
小学時代から毎週往復90kmを走ったのは、電車代1000円浮かすため。そして「ラブ☆ヒナ」グッズに注ぐ坂道の情熱に脱帽。自宅や学校環境に斜度20%の坂がありますが、登り時には笑顔で「恋のヒメヒメぺったんこ」を歌いながら(危ない人ですね)・・・。漫画レビューですが、これに関しては是非アニメで聞いて欲しい(胸やけ必死)。
取り柄のない坂道にあったのは「アニメ愛」。執念じみた行動は、誰も意図していなかった「脚力」を手に入れていました。他者に何を言われようと自分の「楽しい」を貫けば、いずれ自分の身に返ってきます(悪い方向もあるかな・・・)。僕たちも同じように「楽しんでいる今」に何か未来があるのかな?と、読者にも希望を持たせてくれる作品です。「弱虫ペダル」読んで、胸張ってブログは強みだぜ!と言い放ちますよ(友人にね・・・コソッとね・・・」
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⇑ 部活に燃える学生達の青春漫画!
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