そもそも北欧はミステリアス
北欧猟奇ミステリーの至宝(独断)である”特捜部Qシリーズ”。世界30ヵ国以上で翻訳され、2024年現在では1000万部を超える大ベストセラー作品です。映画でハマったこの作品、原作が気になり手を出したら病みつき・・・そんな文庫版の刊行順(和訳順)をご紹介。感想は映画とかぶるので割愛です!
2011年 特捜部Q―檻の中の女―
優秀だがクセが強すぎる刑事カール・マーク。未解決事件調査の新部署”特捜部Q”へと出向させられます。相棒となるアサドと共に失踪した女性議員の捜索を始めた2人。しかしこの事件、単なる未解決事件ではないようです・・・
2011年 特捜部Q―キジ殺し―
カールとアサドのコンビに新メンバー、ローセが加わりパワーアップ。そしていつの間にか置かれていた謎の書類は、逮捕済であるはずの犯人の更に20年前の事件についてでした。そしてこの書類を元に再調査を開始した3人ですが・・・
2012年 特捜部Q―Pからのメッセージ―
少し疲れ気味のカールの元に、海中から引き揚げられた”助けて”のメッセージボトルが届きます。何が起こっているのか全容の見えない、また事件かどうかもわからないこのメッセージに特捜部が挑みます。
2013年 特捜部Q―カルテ番号64―
とある湖畔のアパートで「図面と間取りが違うんだよ」とぼやく管理人に連れられ、作業員が叩き割った壁の先には3体のミイラがテーブルを囲った様子で座らされている”隠し部屋”が出現。現場を見るなりカールは「1人足りない」と指摘。この怪事件、何か異常な事が起こっている・・・
2014年 特捜部Q―知りすぎたマルコ―
犯罪組織で働く少年マルコが脱走し、逃げた先で死体を見つけました。そしてこの死体が現在特捜部がかかっている事件とリンクします。少年マルコが知ってしまった”何か”とは一体・・・
2015年 特捜部Q―吊された少女―
特捜部Qに電話が鳴り、高齢の警官から”とあるひき逃げ事件”の再調査を依頼されます。カールが断ると、その翌日、この警官が自殺してしまいました。”事件”となったこの出来事から、電話で依頼された17年前に起きた少女のひき逃げ事件の調査を始めることになるのでした。
2018年 特捜部Q―自撮りする女たち―
特捜部Qに解体の噂が!?そんな時、元殺人課課長から連絡が入ります。先日起きた老女撲殺事件と過去に起こった女性教師殺人事件がよく似ている、という事で再捜査を依頼されます。更に捜査の最中、クラブで女性2人の強盗が殺人を起こしてしまい・・・
2020年 特捜部Q―アサドの祈り―
キプロスの浜辺に打ち上げられたのは老女の遺体。スペインのジャーナリスト、ジュリアンによって”犠牲者2117”と紹介された彼女は、なんとアサドの家族でした。そしてこの出来事からアサドの過去が明らかになるのでした。
2023年 特捜部Q―カールの罪状―
ある日老女マイアの自殺が新聞に載ります。彼女は幼い息子を爆発事故で亡くした過去に囚われ死を選びました。関わっていた警部によると爆発現場には食塩の柱があったと。そんな時カールが過去の事件で重要参考人となります。
シリーズ完結に向けて怒涛の展開が!?・・・10作完結予定だが、延長していいんだよ!?
コメント も、文句以外で・・・