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「ドキドキ文芸部プラス」をガタガタしながらプレイした(ネタバレ有・攻略無し)

ドキドキ文芸部 ゲーム・PS
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著者は大変怖がりで、幽霊物は無理です。しかしこのドキドキ文芸部は「幽霊ジャンル」ではないと聞き及び(入念な下調べ後)鬱系と判断し参戦しました。その結果ガクガクしたので、登場人物の闇とプレイの感想を残して憂さ晴らしをします。

この作品が世界中で売れる理由はわかる・・・

とても魅力的な美少女達が「キャッキャッする」シーンはとても穏やかで温かい。ゲームスタート当時は下調べのせいで不気味な作品に感じていましたが、進めていくうちに「大丈夫そう」とタカをくくりました。そして始まる「闇」の世界。「おうっ」「くっ」「ちょっ」等と、日本人らしからぬ奇声を発しながらプレイすることになりました。この激しいギャップは人は選びますが「売れてしまう」要素大です(買っちまったし・・・)。

キャラクターの陽と陰の部分を垣間見ていきます。(挿絵などありません)

「サヨリ」

主人公の幼馴染で普段から一緒に過ごすことが多い相手。快活で大雑把、遅刻や忘れものが多いのですが献身的で「みんなが楽しいと私も楽しいんだよ!」と常に明るく、自分よりも他人の行動や心情を気にする性格です。文芸部では副部長として活動し、部長よりも部員に愛されている人物といえます。

【闇】重度の鬱病を抱えており、誰にも気づかれないよう振舞っています。大雑把に見える遅刻・忘れ物は病気が起因しています。しかも性格の根底に「自分以外の皆が幸せでいて欲しい」があり、自分の事に時間を割いて欲しくない思いがとても強くあります。

助けようとすればするほどハマってしまう病状。そのせいで最初に何をしても「サヨリの首つり」でENDを迎える事になります。そして2週目からは・・・

「ナツキ」

文芸部のツンデレ役。小柄な容姿ですが、かなりきつい性格。素直に言葉にしているのですが、言い方が悪く誤解させやすいのが難。しかし実は友達思いで、迷っている・困っている友人を見放すことはありません。マンガが大好きで文芸部に所属する理由も「マンガが読める」からです。マンガ影響で始めたお菓子作りは評判良く、部員一同楽しみにしています。特にマフィン♪

【闇】家庭環境に問題があり、特に父親からの暴力や育児放棄が疑われます。マンガを大事にしていますが、自分の部屋に置かないのは「お父さんに知られたらぼこぼこに殴られる」と話しています。自分に家にいるよりマシ、家に食べ物もないから常に苛立っているという情報もありました。おそらく父子家庭。

2週目では後述の「モニカ」「ユリ」の言い争いに巻き込まれ何度も泣きます。そしてこのゲームのミソ部分ですが、何かの力で思ってもいない事を言わされ、自分自身が傷つきます。また、友人を助けるために主人公に助けを求めますが、結果は報われません。作中で一番不憫な扱いを受けた人物に感じます。

「ユリ」

黒髪でナイスボディで内気。モテる要素が詰め込まれたユリは、他者と馴染みにくく自分の意見が言えません。小説が好きで常に数冊の本を持ち歩いています。読書をより楽しくするために部室にティーセットを持ち込んで(部長の許可あり)おり、部員達によくお茶をふるまいます。自己主張は少ないのですが、部員の事を考え一緒に悩む優しい性格です。

【闇】趣味がナイフ集めで、さらにそのナイフで自分の腕を切る自傷癖があります。切るとハイになり、おかしなテンションになります。対外的にもキツイ言葉が見られ、本人曰く「子どもの頃は過激にいいすぎることがあった・・・」と話しており、それを隠すために無口になったようです。

2週目以降は「完全にヤバイやつ」になります。このドキドキ文芸部が「ヤバイ」と称される原因は間違いなく「ユリ」です。2週目から急に積極的になり、主人公への気持ちを真っすぐに伝えてくるのですが、「あなたの皮膚を切り裂いてあなたの中に入り込みたい」という名言が飛び出した時にはドキドキしました(違う方向ですからね)。本作の一番推しです・・・

「モニカ」

美人でクラス一番の人気者だった文芸部部長。「自分が好きなものを通じて特別ななにかを創りたい」と文芸部を立ち上げます。行動的な性格ではありますが、独断することも多く部員との衝突があります。その際には「サヨリ」に助けられ、部のバランスを取っています。モニカは恋愛攻略がないのですが、密かに主人公のことを想っています。

【闇】この世界が「ゲームである」ことを知っており、またドキュメントファイル等に直接影響を与えられます。サヨリの自殺やナツキの混乱、そしてユリの狂気はモニカによって引き起こされた「バグ」です。その行動は全て「プレイヤーを自分のものにするため」でした。

2週目以降は他キャラに影響を与えるバグを乱用します。本人は隠していたわけではなく、1週目から「全部ゲームって知っている」ということをほのめかしてはいました。モニカは部員達がPCキャラで機械的な会話・動作しかないと理解し、孤独を感じていたのです。そこに現われたプレイヤーのおかげで「私は自殺せずにすんだ、あなたは私を救ってくれた」と考えたのです。同じ空間にプレイヤーを閉じ込めようとしたモニカですが、この部では幸せは見つからないと悟ります。

重かった・・・鬱系・・・プレイヤーのせいで・・・

このプラスにはプレイヤーが登場する前、文芸部が立ち上がり4人が揃うまでのストーリーが入っています。絆を作っていく4人がとても愛らしく、百合ゲーを観ているかのような感覚になりました。そんな良い感じの部活に来た混乱の原因は・・・

プレイヤーですよね。4人の恋愛感情の諍いが生まれたのは、プレイヤーである僕・あなたのせいです。プレイヤーさえいなければモニカの疑問はともかくここまで酷いプログラムにはならなかった・・・と、いう内容でした。

ドキドキホラー系ということで、びっくり演出が多いのが本作の特徴です。幽霊は出ないので、「鬱系好き」にはとにかくお勧めのタイトルです。但し注意書きにもありますが、耐性のない方や気分が沈んだ時に引きずられる、元々鬱傾向の方はプレイしない方が良いです。鬱作好きな僕としては高評価です。人気作であることに納得の満足。ストーリーチャートは短く、数時間で1週終わってしまいますが、その後のイラストや伏線、異常行動の回収作業は多めでクリア後のお楽しみで遊べ(?)ました。

かわいさと怖さを兼ね備えた「ドキドキ文芸部プラス」はプレイヤーガクガクプラスなげーむでした。

おなじ文芸部ですが、こちらは「安全」な漫画です⇓

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