「怪盗グルー」シリーズはユニバーサル・ピクチャーズより配給されている3DCGアニメーション映画です。題名ではグルーが主役となっており、「怪盗グルーシリーズ」では人間達が主役として描かれていますが、グルーの仲間である「ミニオンズ」の存在感が凄い。歌って踊れるミニオンズの活躍を作品を追いながら観ていきます。
公開古い順で掲載しています。活躍の年代順では
④→⑤→①→②→③
となります。家族や登場人物が増えていく作品で、前作の内容も出て来るシリーズですので、公開順もしくは活躍年代順にみる事をお勧めします。
①グルーと娘たちの出会いと邂逅「怪盗グルーの月泥棒」
2010年公開の月泥棒では、主人公グルーとマーゴ・イディアス・アグネスの3姉妹が出会います。大悪党を目指して活躍(泥棒として)するグルーは、この出会いを経て「家族愛」に目覚めます。既に仲間となっているミニオンズは、この3姉妹と早々に打ち解けています。始まりの作品になりますが、ミニオンの活躍は薄め。グルーの人柄を知ってもらう作品になっています。
②グルーにも春が来た?「怪盗グルーのミニオン危機一発」
2013年公開の危機一発。娘は出来ましたが独身のグルー。そこに現われたのは悪党の敵で正義の味方、反悪党同盟エージェントのルーシー。恋の予感です!題名に「ミニオン」の名前が入り、いよいよ本格的に目立つ立ち位置に。ちょっと色が変わったり、キャラが崩壊したりするミニオンズですが、本作より「歌って踊れる生物」としてミュージカル部門に仲間入り・・・?おケツの歌とか子供が喜ぶものですが、不覚にも僕も喜んでしまいました。
③グルーに兄弟、ミニオンズに新たなボス?「怪盗グルーのミニオン大脱走」
2017年公開の大脱走。嫁が出来たグルーはすっかり善人に。幸せな生活の裏で、不満が募っているミニオンズ。昔のように悪党に戻って欲しいミニオンズはとうとうグルーの元を去ってしまいます。そしてこれはミニオンズの習性なので仕方ない事なのでした。今回ミニオンズはほぼ単独(集団ですが)活動しており、本編にはあまり関わってきません。しかしご安心を。出番は多く、更には歌って踊る姿も健在です。
④とうとう単独(集団だけど)デビュー「ミニオンズ」
2015年公開の「ミニオンズ」。グルーと出会う前の前日譚として公開されました。想像以上に苦労してきた様子で、健気なミニオンズの習性と誕生秘話が描かれています。完全な主役としてケビン・スチュアート・ボブの3匹が大活躍します。もちろん歌も踊りもあり、今後も定番で懐かし目の曲をミニオン語で歌っていくのでしょう。
怪盗グルーシリーズがメインキャラクターが増えすぎており、次回作の目途がありません。そう考えると、今後はミニオンズシリーズに移行していくかもしれません。ミニオンズの活躍に更に目が離せません。と、書いている最中に「ミニオンズ フィーバー」が公開されたので、観なければ!!
⑤70年代を遊び倒せ!「ミニオンズ フィーバー」
2022年公開のフィーバー。グルーを”ミニボス”と慕うミニオンズを引き連れ、スーパーデュランを目指します。憧れの大悪党組織”ヴィシャス・シックス”の面接に赴くグルーの手伝い(邪魔)をするのは、本作初登場のオットー。今回はカンフーを軸にして、70年代の流行を思い出させる、大人も嬉しい作品です。
コメント も、文句以外で・・・