ドル札から蔓延した”ドルインフル”
ブラックフライデーで賑わうニューヨーク。この日を狙って大規模な”バイオテロ”が計画されていました。ドル紙幣にウイルスを染みこませ、爆発的に広げられたこの病気は”ドルインフル”と呼ばれニューヨークを呑み込みます。そしてアメリカは感染の特に酷い地域マンハッタン中央部を隔離。”ダークゾーン”と呼ばれるこの地帯はまさに地獄と化していきます。
更にライフライン・都市機能全般が崩壊し、市民が暴徒化。事態を収束させるためアメリカ大統領は「Directive51(第51号大統領令)」を発令。これにより特殊部隊”SHD(ステトラジック・ホーム・ディビジョン)”がニューヨークの治安回復のため活動を開始します。しかし第1波のディビジョンメンバー全員が消息を絶ってしまいます。そして第2波のディビジョンメンバーとしてプレイヤー(我ら!)が派遣されることになるのでした。
暴徒を蹴散らし、真相を暴け!!
大規模パンデミックによって暴徒化した奴らが襲い掛かってきます。しかしこの暴徒にも勧善懲悪とはしがたい、それぞれの理想と思惑があります。そんな敵たちにも注目が必要です。
善良な市民が暴れ出すクリーナーズ
消防士を中心に集まったたこの組織は、”ウイルスを焼き払う”ために活動しています。元々消防団体が元というだけあって信念を持って活動していましたが、数が増えすぎて統制不可になっています。”汚物は消毒ヒャッハー!!”な小悪党っぽくなってしまった残念な市民たちです。
犯罪ならお手の物ライカーズ
ライカーズ島に収容されていた重犯罪者組織。狙いは自分たちの居場所(国)確保。今回の混乱に乗じて虐殺・盗みと犯罪の限りを尽くしていきます。世紀末的な服装と発言が”ヒャッハー”な奴らで、今作で一番”撃ち抜きやすい組織”だと感じています。
国家なんて当てにしないLMG(ラスト・マン・バタリオン)
民間軍事会社であり治安回復のために活動開始。しかし国の治安統治機関JYF(ジョイント・タスク・フォース)の不甲斐なさに失望し、武力行使による治安回復を実行し始めます。軍事会社だけあって装備が固く最新式。上記2チームとはランクが違う上位の相手となります。
ハクスラ!MMO!!RPGFPS!!!
終始ソロで活動したためMMOの魅力はよくわかりませんが、奥深いストーリーと豊富な装備種。敵の強さもイージー→ノーマル→ハード→チャレンジ→ヒロイック→レジェンダリーとボリュームたっぷり。そしてダークゾーンでは強制PvP(今は静か)の乱戦が楽しめます。そんなこんなで300時間近く楽しんだ本作は、フレンドと一緒なら尚のこと時間が盗まれていた良作です。
ディビジョン1の続きは”小説”なのです。2をプレイする前に読むのがお勧めですよUBIという会社が生み出すタイトルは景観の美しさ、キャラ動作のなめらかさが素晴らしい。そして”ディビジョン”はRPG要素として”行き詰ったらLV上げ”でストーリークリアは余裕という優しい設定。2016年発売なのでMMO要素は既に皆無でしょうが、映画(映画ブログに飛びます)のようなストーリーとガンRPGの楽しさは今でも”プレイする価値”があります。・・・きっと今ではメンテで毎回動作不良になる、なんてお茶目なこともないでしょう・・・多分・・・ひどかった・・・
コメント も、文句以外で・・・