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狂気のシリアルキラーを描く漫画「34(さんじゅうし)」(妄想)

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殺人鬼ダガー

幸せな4人家族の「船越家」。リビングで他愛ない会話を楽しむ仲睦まじい家族です。そこに現われたピンク色の髪の男。迷うことなく振り上げられた刃物で切り付けられ、父親はその場に倒れ込みます。繰り返し刺され、顔を刻まれる姿を見た母親は、悲鳴を上げながら子供達を逃がそうとするも背後から押さえられ喉元を。そして残された子供2人も・・・・・

殺害後4人家族をリビングに構えた椅子に縄でくくりつけます。まるで何事もなかった、その日の家族団らんの姿そのままに・・・。そして男はそのリビングを眺めるため近くのソファに腰を下ろします。家族4人の姿を見て満足げな表情を浮かべたあと、男はその場を離れていくのでした。

山城圭吾先生のデビュー作!!

今まで何故この漫画家が世に出なかったのか。画力の高さとリアリティがあり、温かい家族の団らんを柔らかく読ませ、殺人鬼が登場したその瞬間から狂気に引き込まれます。メリハリが良く、家族と殺人鬼を描いたのが同一人物とは思えないほど、温かさと異常さが混雑していました。

赤い髪・緑のジャージ・黒いコート・黒のリュックサックと、色彩バラバラな伊出達が印象的。返り血を浴びながらも楽しむように振り下ろす男。「34(さんじゅうし)」の軸となる殺人鬼「ダガー」の行動はまさに「サイコパス」そのもの。この強烈なキャラクターが漫画界に大きな影響を与えていくことは間違いありません。

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おかしな噂も飛び出る話題作(ネタバレ)

なんとこの作品と同じ事件が実際に起きているとか。最近発生した殺害事件とまさにウリ2つで、山城先生に対して警察は聞き取りまで行っていたとか。問題は作品が出る前なのか後なのか、つまり先生が犯人の可能性も・・・。勿論そんな漫画のような出来事はそうそうないもの。模倣犯の線が強いのですが、そうなると今後の殺人が模倣される恐れもあります。異常なファンの再現行動と考えると、我々も他人事ではありません。4人の幸せな家庭の皆様はご注意を・・・。

と、色々楽しんで書きましたが、こちらの「34(さんじゅうし)」は映画「キャラクター」の作中作品になります。実在していない漫画ですが、こちらの記事にたどり着いた方はきっとご存じと信じてつらつら書きました。「こんな話かな」という妄想で描いてますので、迷惑だった方はご容赦を!!!!

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