ジャケばれですな・・・
変わり者の巣窟
秋葉原で発明サークル”未来ガジェット研究部”を立ち上げた自称マッドサイエンティスト、鳳凰院凶真（本名：岡部倫太郎・・・以後、岡部）。そのラボは幼馴染でマイペースすぎる椎名まゆり（あの有名な挨拶「トゥットゥルー♪」の生みの親）と、2ch生息オタクな橋田至のたまり場。キワモノな発明品に囲まれて過ごしています。
2010年7月28日、岡部はまゆりと向かった講義会場で牧瀬紅莉栖と出会います。天才少女と呼ばれる彼女ですが、岡部は紅莉栖が8階で刺されて倒れている姿を目撃。慌てて橋田へメール報告をします。そして直後、岡部は眩暈に襲われ、我に返るとこの会場にの屋上に人工衛星が墜落しており、警察によって封鎖されています。さらに送信したメールが7月21日送信になっており、この1週間が岡部の記憶とは違っているのでした。
難解だと感じたら整理してみよう
岡部が送ったメール（今後Dメールと命名される）は、研究部の発明品で何故か逆回転する”電話レンジ”のショートタイミングで”過去に送られて”しまいます。その結果何らかの異常事態によって紅莉栖はこの会場に来なかった、刺されなかったという世界になったのです。
そうして天才紅莉栖がなんだかんだとラボに参加し、電話レンジは本格的なタイムリープマシンと化していきます。この間、Dメールの検証を行う過程で性別変換、秋葉の萌え文化消失と大きな変化を起こしてしまった時に岡部は自分の行動に疑問を抱きます。更にあの「トゥットゥルー♪」が惨劇に巻き込まれてしまう・・・
元々ADVゲームなのでフラグが多い
原作がゲーム（STEINS;GATE 15周年記念ダブルパック – Switch
）で、分岐ヒロイン多数なため岡部のフラグが非常に多くなってて悔しいです。本アニメはその中から紅莉栖がトゥルーエンドを握る鍵になります。しかし、どのキャラがヒロインでメインであっても本作のトゥットゥルーを握るのは”まゆり”なのですよ・・・天使なのですよ・・・
気持ち悪い話をしてしまいましたが、書いた僕は公にできて満足です。この科学アドベンチャーシリーズは難解で不条理で絶望的な世界観を創り出すのが巧い。暗いストーリーは最後まで誰が助かる、誰も助からない、全員助かるという選択肢を排除させません。この中二病に溢れた作品に賛美を捧げます！
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