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マンハッタンブリッジ21本封鎖!それでも捕まえなければならない”悪”とは「21ブリッジ」

21ブリッジ ☆映画あらすじと感想
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4.0 チャドウィックは目立つ俳優

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コカインの盗難と警察殺害

刑事のアンドレ・デイビス容疑者射殺の件で調査を受けています。”射殺は間違いではない”と真っすぐに主張するアンドレは、父も刑事で殉職しているためか自衛の意識が強く、今までにも複数回容疑者・犯人との銃撃・射殺問題を起こしていました。しかし単なる乱暴者ではなく、病気で息子のこともわからない母親に寄り添う心優しい人柄です。

ある夜、マンハッタンでコカイン強奪事件が発生。そこへ警官が現れ銃撃戦となります。犯人の一人レイ警官達を殺害して逃亡します。アンドレが現場に着くと、警部マッケナ部下の死に歯をくいしばっていました。そしてアンドレを担当にし「射殺しても構わない」と話します。任されたアンドレは盗まれたコカインの多さから”巨大組織”の関与を疑い、そしてマンハッタンで21本ある”橋”を全て封鎖するのでした。

アンドレに任せた理由は”逮捕ではない”

海外の警察物では”警官殺しは許さない”という想いがとても強く感じられます。逮捕した後の犯人をパトカーや警察官で囲み威圧するシーンなんか胸にきます犯人相手に憎悪を隠さない姿は、公務うんぬんではなく”人間らしい”と感動します。

本作のマッケナ警部も肩を震わせています。当然ですが逮捕後は手が出せないのが警察官今までに複数回の銃殺をしてきたアンドレに任せたのは”仇をとれ”という意味合いでした。全力でサポートしながらも、何かと見逃そうとしている姿があります。しかし本作は”犯人を追え”というだけではありません。マッケ警部が犯人を射殺したいのには”部下の仇”以外の理由もあるようです・・・

犯人ではなく巨大組織を暴くため

コカイン強盗に警官殺しの2重の罪を背負った犯人ですが、アンドレが憎むべきはコカインでした。アンドレは実行犯ではなく、奥に隠れている巨悪を追い詰めるため21本の橋を封鎖しマンハッタン島を孤立させたのです。市長や関係機関の動きも早く、即座封鎖を行う事で犯人を閉じ込めるという提案はなかなかスリリング。万が一でも島から出ていれば逆に逃亡確実という中、レインボーブリッジより早く(邦画「踊る走査線」と比較)封鎖完了しました。

マンハッタンには21本も橋があるのか・・・と見当違いな感想を持っています。クライムアクションの王道で、安心して観られる定番物。お金に目がくらむと人は犯罪に走るという行動心理が良く表現されており、チャドウィックの才能輝く作品となっていました。

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