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愛と希望とワクワクのある医療現場に「ニュー・アムステルダム 医師たちのカルテ」

ニュー・アムステルダム ドラマ
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4.6 医療を変えるにはこれぐらい必要

急ぎ足のドクター

アメリカ初の公立病院ニュー・アムステルダム新しい医療ディレクターとしてマックス・グッドウィンが就任します。この5年で既に5人の医療ディレクターが辞め、死亡率NO1と呼ばれるこの病院。職員たちは新しいディレクターのスピーチを冷たい目で聞いています。そしてマックスは自身がこの病院に来れて嬉しいと話し、就任最初の仕事を行います。

まずはケアの内容に対し診療費が不当に高い心臓外科医全員に解雇を言い渡します。更に結果を出していないレジデント(卒後7年以内の専門医になる前)も解雇。そして手の足らない部門を補うために50名のアテンデイング(指導医)の雇用を宣言します。更に現場職員からの意見として、緊急搬送は受付を通さず直接子供のために栄養価の高い食事提供を訴えると「わかった、そうしよう」と笑顔を見せます。急な変革に戸惑いながらも、ワクワクしている現場職員の姿がありました。

医療ディレクターの視点から

ちょっと日本では聞かない「医療ディレクター」という職務。アメリカでは珍しくないこの職は、なんと医療にとどまらず病院全体のシステムに関与し決定権を持つ最重要ポスト。しかも本作は国公立の病院ですので、調べてみると採用は公募に参加し病院側の理事会・重役会で認証される流れでした。本作はそんなグッドウィンの視点で物語が綴られます。

まずは大きな問題であった不当な報酬を切ります浮いた分で本当に今、この病院に必要な人材を雇用する為です。更に現場職員の意見を取り入れ、無駄を省きながらも患者満足度を意識した支出を認めます。初日で大規模なリストラと1部署(心臓外科)取潰しです。しかし「病院の評価を立て直す」という目的からすれば、まだまだ序の口なのでしょう。これからが本編・・・ちょっと楽しみですよね

変革初めは1人でも・・・

グッドウィンは間違いを侵します。それは急ぐあまり本当に必要な心臓外科医も解雇したり、判断の遅い医師に「担当から外れてもらう」と話したり。しかし彼の魅力はすぐに訂正し、新たに部門を立ち上げる・協力体制を整えるという応用力と判断力の思い切りの良さ医療は人である、という言葉そのままのグッドウィンはこれから仲間が集まる事間違いなしです

就任直後から人事・精神科の少女・緊急搬送された血圧も脈もない女性・エボラ出血疑いの少年・グッドウィンの家族と本人の事情と、詰め込み過ぎた状態で始まったこのドラマ。頭が休まる時間なく、あっという間の40分でしたが深く心に残るストーリーでした。当然これからも波瀾万丈なディレクター業が待ち構えているのですが、彼は1人ではなく病院全体で乗り越えていきます。事件は現場だけで起きているのではない!みたいな感じで、統括視点の本作は「きっと、そしてもっと良くなる!」と希望に溢れたワクワクさせる医療ドラマでした。

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