緊急時の決断力が見どころ!
ダメ医者?それとも名医?
ニューヨークのERドクターハンク・ローソン。この日は非番でバスケットを楽しんでいましたが、急に選手が倒れてしまい応急処置を行います。救急で運ばれますが、同時に救急で来たのが病院理事長でした。理事長の容体を安定させ、選手を治療しますが理事長が死亡し、責任はハンクに。病院をクビ、フィアンセとも別れ引きこもってしまいます。
そんな状態のハンクを見かねた弟エヴァンが「ハンプトンズに気晴らしにいこう」と無理やり連れだします。渋々参加したのは大豪邸ボリス宅で行われたパーティー。しかしここでもハンクは倒れた女性を目にしてしまいます。コンシェルジュドクターは薬物の過剰摂取と断定しますがハンクは症状が違うと見抜き、解毒剤を用意して命を救います。ハンクはもう一度ドクターとして立ち上がろうとするのでした。
富裕層のためのコンシュルジュドクター
高級住宅地区ハンプトンズは富裕層の街。この街では大半の人がコンシェルジュドクターを利用しているようです(ドラマ設定の話)。これは「お金で医療を買う」方法。基本報酬として年会費を払い(すでに多額ですよ・・・)、何かあったらすぐに呼び出せるという仕組み。さらに請求も診療してからの相場と一般市民には恐ろしいものです。
これは待ち時間がなく救急時にも早く対応が可能です。しかもこの作品で見ると自宅に設備まで整えれば何でもできます。資本主義がゆえの考え方ではありますが、医療も商売としています。お金があれば医者も意のまま。お金が無くて病院にかかれないVSお金があるから医者を呼べるという格差社会を感じるものです。
突発的な出来事をその場で解決
ハンクの魅力は救急時対応。瞬間的にその場にある物を何でも利用して処置をしていきます。時には肺から空気を抜くためにパイプで刺すなんていうシーンも・・・金勘定が苦手なハンクですが、腕前は万金に値するものです。
僕自身介護職で高齢者の意識消失なんかではお世話になる救急車。対応してくれる医師に負担掛けすぎないよう、最低限度の救急対応を勉強しとかないと、と再確認しました。と、いっても体温・血圧・脈・時間確認・持病・服薬確認ぐらいしかできませんが・・・しないよりは良いですよね!
コメント も、文句以外で・・・