気づけば25巻・・・全巻読んでいる・・・
真祖にして無敵の吸血鬼
真祖にして無敵と謳われる吸血鬼ドラルクが住むというドラルク城。ここに吸血鬼退治人であるロナルドが訪れます。凄腕であるロナルドは、今回”息子がドラルク城の方へ向かって帰ってこない。探して欲しい。”という依頼を受けています。そして壮絶必死な戦いを覚悟して城の中へと入ってゆくのでした。
そして姿を現わしたドラルク。その名に恥じぬ力・・・あ、死んだ。無敵という言葉とはまったく真逆な、超絶虚弱体質でびっくりしただけで灰になり死んでしまいます。しかし不死な為すぐに生き返る・・・。あまりのバカバカしさに呆れた時、子供を見つけます。そしてその子供と壮絶必死な戦いが・・・?
”スナァ・・・”させるのは簡単
※ドラルクは死んだ時、灰になります。その状況を”スナる”と表現し、本作では”スナァ・・・”と塵芥の如く灰山になるのです。
ニートで引きこもりで吸血鬼ならではの脆さ(他吸血鬼はメッサ強い)を誇るドラルク。どれぐらいで死ぬのか?については語るだけ無駄な気もしますが、本作のキモ部分なので知って欲しい。
物理的要素
誰かが開けたドアにぶつかる・脛を蹴られる・小指を角にぶつける・食事が合わない・自分のくしゃみ・靴の中に小石、という日常的な事でスナァします。閉じ籠っていた理由がよくわかります。
精神的要素
悪口を言われたショック・面白すぎて・自分の物を盗られる・物価が高い・ガチャで外れる・女性に興奮した時・ティッシュがもらえなかった、という日常的な事でスナァ・・・します。閉じ籠っていた理由がよくわかります。
なにが面白いのか・・・
よくわかりません。まさにスルメ漫画であり、サザエさん的な存在であり。むしろ今回は何回死ぬのか?と数え直す事がある漫画。読み直す、のではなく数えるためにです。更に2人の?ペットであるアルマジロのジョン。心優しく愛らしいジョンの行動は我々を癒してくれます。・・・疲れてるから読むのかな・・・
兎に角センスが良いスナァ・・・。舞台は異世界ではなく横浜。何度スナァしても耐性がつきません。同じ理由でも新たな理由でもスナァする痛快ドタバタギャグで、なんだか懐かしさすら覚えるアットホーム漫画です。無料お試しで読んで見れば、つい手が出てしまいますよ・・・僕のようにね・・・
コメント も、文句以外で・・・