僕は中二恋作品全て5評価です!
ベランダに降り立つは美女か邪王か
元重度の中二病患者だった富樫勇太は高校入学の前日、自室から外に向かって「普通の高校生になる」と誓いを立てている真っ最中。すると目の前にロープが降りてきます。ベランダに垂れたロープを伝ってきたのは「眼帯を付けたゴスロリ美少女」。勇太は見とれながらも驚き、不思議な体験をして唖然とします。
そして翌日、普通の高校生として過ごすことを妄想しながらウキウキな勇太。しかし教室で出会ってしまったのは、先日のベランダ眼帯美少女小鳥遊六花。彼女は自身を「邪王真眼」と名乗り、勇太が元「ダークフレイムマスター」と名乗っていた事を知っています。そして勇太の夢見た普通の高校生活は脆くも崩れてゆくのでした・・・
名言しかない作品
この「中二恋」はまさに名言の宝庫。毎回色んなキャラクター達によって危険な台詞が連発されます。そんな台詞を触りだけ紹介します。
「我が名はダークフレイムマスター。闇の炎に抱かれて消えろ!」
富樫勇太の台詞ですが、これを呟いていた所を六花に聞かれたのが運の尽きでした・・・
「うぅっ、目が共鳴しているぅぅぅぅ。あなたを見つけるために幾星霜の時を経てここに来た」
六花が放った台詞で、この後勇太が目薬を指しています。
「これであなたとは契約完了。闇の霊魂を共有する魂のソウル」
こちらも六花。目薬を指す前に金のカラコンを見せ、勇太と契約しました。
「爆ぜろリアル!弾けろシナプス!バニッシュメント・ディス・ワールド!」
中二恋の代名詞と言える台詞。リアルを離れ、脳神経だけの異世界妄想バトルの際に唱えられる伝説の呪文。
※解釈訳「消えろ現実!目覚めろ私!世界を覆すために!!」
日常的に上記のような会話(?)が行われているこの中二恋。意味ありげで無意味な言葉と、バトル時に加速していく黒歴史台詞は聴いた者を魅了します。人によっては耳を覆い赤面してしまう方もいらっしゃるかと・・・
全話名言だらけの作品で、なんならOP曲からED曲まで拗れてますので、眼4耳6でアニメを楽しんで欲しい!
見事な中二病宣伝作品
中二病を題材にした思春期ラブコメ。シリアス場面では思惑重いシーンもあり、単なるワチャワチャ物ではなく10代の成長を感じるストーリーでした。とはいいながらも、目立つのは無意味な台詞と無駄に綺麗なバトルシーン。恐らくこの作品で「中二病」の存在を知った人も多いのではないでしょうか。しかも可愛すぎて発病に至る方もあるとか。罪深い作品。
原作比較ではオリジナルキャラが多く、勇太の考え方が違う、ペットが犬ではなく猫という辺り。どちらも「思春期の心」を描写しているのですが、アニメの方が派手で笑いが多い印象。原作とは大きく違い、アニメはオリキャラの存在感が強いのが特徴でした。どちらにせよとても面白い神作DEATHよ!
⇑ 2期は「中二病でも恋がしたい!戀」、魔王が出るよ!
コメント も、文句以外で・・・