キャラの強さは漫画の面白さに直結しますね
トラウマと幼馴染
高校生朝野太陽は幼少期のショックにより他人と関わる事が出来ない体質。幼馴染の夜桜六実は会話ができる唯一の相手です。六実自身も太陽の事を常に気にかけており、なんだかんだと高校生活を平凡に送っています。しかしある日、太陽は教頭である昼川に絡まれます。そして彼は唐突に「陰から六実をず~~っと見守り続けてきたんだ」と話し「六実のためなんだ」と刃物を首に当ててくるのでした。
窮地を救ったのは見知らぬ女性。目が覚めると見知らぬ人に囲まれています。しかしそこには六実の姿もありした。そして「私んちスパイなの」と軽いノリで衝撃の事実を告げられ、更に昼川は夜桜家の長男夜桜凶一郎であることもは明らかに。六実を可愛がるあまり、近づく「悪い虫」を消していくという極度のブラコンで世界最強のスパイとか。彼から逃れる方法は一つ、「六実と結婚し夜桜家の一員になる」ことでした。決断する前に現われた凶一郎が襲い掛かるこの状況で、太陽の決断と未来とは・・・??
ストーリーとテンポが速い
六実のあっけらかんとした性格がストーリーのテンポを良くしています。スパイを打ち明けて「十数年隠すのも大変だった」と笑う彼女ですが、太陽視点でいえば衝撃。いきなり命を狙われた挙句、唯一の話し相手の秘密暴露、そして巻き込まれていく大乱闘と読者の我々も休む暇ない展開がとても良い!
さらにこの先、太陽には色々な試練が与えられていく展開になるのですが、間延びすることなく怒涛の毎日を送ることになっています。序盤は六実が太陽を守り、その後はもちろん太陽が守る立場に変化していきますが、そこに恐怖のブラコンも混ざりゴチャゴチャのコメディとなります。ハートフル×シリアス×コメディのバランスとく、早いテンポで進むストーリーは飽きません。
ブラコンキャラはこれぐらいインパクトが必要
最強最悪のブラコン凶一郎は中々渋い味が出ています。初っ端から六実に馴れ馴れしい教頭だなと感じてはいましたが、拗らせたブラコンとして近ずく異性を脅す・ゆする・締め出すという徹底した姿勢は単行本が続いても健在という安定感。六実命なのか、打倒太陽なのかが曖昧になってくる所なんか好みです。やはり作中最強キャラというのは、これぐらい強いクセがないといけませんね!
ヒロインの可愛さが薄れるほど、他キャラのクセが強いのが本作の魅力。カラフルな兄弟を始め、敵対勢力も非常にイカレてて良い塩梅です。序盤から好みだったのですが尻上がりな作品で、回を重ねるごとに面白くなっています。ジャンプでの評価も上がっており、今後益々期待の作品。太陽と六実を応援していますが、凶一郎の活躍(ブラコン方向での)に期待しております!!
⇑ こちらも”惚れた”ら仕方ない!という作品
2024年4月よりアニメ化始動!!
4月7日より毎週日曜17時! 新作アニメ『夜桜さんちの大作戦』が、2024年4月7日より放送!太陽と六実のハートフルストーリーとスパイアクションの塩梅が良い、、、そんな事よりあの凶一郎が動くんだ!!絶対人気出るよ。
\月額550円で見ホーダイ・読みホーダイ/
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