八幡はボッチ仲間のはずなのに・・・
「ぼっち道」を極めようとする勇者
総部高等学校2年生の比企谷八幡は、今まで友達ができなかった事を理由に「ぼっち道」を究めようとしています。屁理屈・卑屈・リア充敵視と見事な三重苦をこしらせながらも、そこそこに高校生活を楽しんで(?)いました。そんな八幡を見かねた生活指導の教員、平塚静香は八幡を呼び出し強制的に「奉仕部」に入部させます。
内容がわからないまま奉仕部に赴くと、そこにいたのは雪ノ下雪乃。黒髪美人で秀才、そしてスポーツ万能と学園人気キャラに見える彼女ですが、そのあまりの「正論」語りに誰もついてきません。「失言も暴言も吐くけれど戯言は吐いたことがない」という彼女はあまりにも言葉選びが下手。そしてここからボッチ2人による「奉仕部活動」が始まるのでした。
ヒロインはどっちだ??
このすぐ後に登場するのが由比ヶ浜結衣。リア充嫌いの八幡から見れば「ビッチ」とか・・・周囲の顔色を伺う自分が好きになれない彼女は、とある人物を探して「奉仕部」を頼ります。そこで出会った雪乃の「建前なし」の性格に憧れ、彼女と友達になるために「にゅうぶとどけ♡」と書いた紙を提出する行動派。
あだ名をつけるのが得意な彼女は、雪乃とは違う「可愛い」魅力があります。屁理屈八幡VS正論雪乃の戦いに振り回されながらも、場を和ましていきますが、2人は性格に難あるコンビのため、普通に対人交流が可能な結衣は大分苦労していました。その気苦労の多さに「がんばれ」と応援する人は多いはず。そして雪乃に負けないヒロインになっていきます。
結果か過程か・・・両方必要だからこの2人
奉仕部活動では雪乃のド正論が大暴走します。しかし正論だけでは丸く収まらず、八幡が屁理屈で誤魔化します。しかし「めんどい事は引き受ける」という解決の仕方を選び、「自分さえ苦労すれば」という自己犠牲的な姿勢は雪乃から見れば疑問が浮かびます。丸く収める八幡が時に悪役になることに憤りを感じている雪乃はイイ子なんですよね。
考え方や手段が違う2人ですが、望む結果は同じです。結果だけ見る八幡と、過程をしっかり作りたい雪乃はどちらも正解。譲れない想いをぶつけていく2人ですが、暗黙の了解のように相乗効果が生まれてくるようになってからがラブコメの始まりです。この作品「俺ガイル」「ラブまち」「はまち」といった呼び方の論争がありました(本当に)。それだけ人気があるアニメということで、今現在も論じられているとかいないとか・・・
\サブスク引き籠り応援団です/
コメント も、文句以外で・・・