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最強で最低な弁護士「リーガルハイ」

リーガルハイ ドラマ
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4.7 最高の堺雅人でした

連戦連勝の弁護士

新米弁護士黛真知子「弱者救済」の使命に燃える真面目な優等生です。初担当は殺人事件で自白強要を受けたという青年でしたが敗訴。上司三木から担当を外れるよう言われます。黛は諦めきれずに奔放し、その姿を見た上司の秘書が声を掛けます。それは無敗を誇る凄腕弁護士の話しでした。紹介を受けた黛は早速古美門研介を訪ねます。

連戦連勝の凄腕と聞き緊張して訪問しますが、そこで出会った古美門という男は偏屈・毒舌・自己中心。そして何より「正義は金で買える」という信条は黛とは真逆でした。そして極めつけは法外な弁護料。黛には3000万円を吹っかけ追い返します。しかし黛はお金を用意してしまい、古美門は驚きながらも弁護を引き受けます。さあ、古美門の腕前や如何に!?

キャスト達が眩しすぎる!

こんな堺雅人が好きです。そして新垣結衣との掛け合いがコメディとして完成されていました。その傍で見守るのは里見浩太朗。非常に悪質な古美門の元で執事をしていますが、実は何でもできるスーパー執事。特に料理の腕前は一流で、贅沢三昧な生活の古美門も喉を唸らせています。一家に一人欲しい里見浩太朗でした。

敵役を任された生瀬勝久(三木)も相変わらずの名優。堺に負けないいやらしい表情を連発しつつ、憎しみ悲しみをコメディタッチな表情で演じます。生瀬側ヒロインとして小池栄子が登場。新垣とは大きく違う妖艶で格闘技も長けた才女としてクールな役柄。他にもバラエティ豊かな演者達が満載で笑いどころ・泣きどころには困らない名作です。

ちゃんと最後までクズな古美門に乾杯

感動することもありますが、一貫してクズだった古美門には美学すら感じます。弁護士の仕事とは「正解を見つける事ではなく、依頼人を弁護る事」という姿勢がはっきりしていました。この辺はある種の「正義」と感じていますが、勝つための手段が本当にクズ。また、少しまずい事があると恐ろしい程早口でまくし立て、どうしてもダメならいじけます。大好きです。

ラブコメ・法廷物・ヒューマンを感じさせますが、人気の理由は単純に「面白い」ことです。小難しい話なんて早口でまくしたてて、ごまかして、すっ飛ばして、ポイして、無かったことにする、そんな古美門と仲間達が楽しいんです。ダークヒーローという名前をつけるとかっこよすぎますが、正義は一方向からだけ見るものではないというお話です。

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