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衝動的にもホドがある!「FARGO/ファーゴ」

ファーゴ ドラマ
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3.8 シーズン1で完結はしてるんです

うだつの上がらない犯人

2006年1月ミネソタ州で殺しの仕事を終えたローン・マルヴォ町の病院へ向かいます。同じ頃、妻の尻にしかれ仕事でもうだつの上がらないレスター・ナイガードは、高校時代のいじめっ子サム・ヘスに出会い脅かされ、こけて鼻を強く打ちます。そして病院に向かいました。

レスターはマルヴォに話しかけられ、ヘスの話をします。するとマルヴォは「俺なら殺す。殺して欲しいか?」と怪しい会話に。逃げるように診察室へ入ったレスターでした。しかし後日、ヘスの訃報を聞き「まさか!?」とマルヴォに接触。興奮したレスターは不思議と”やる気”が起こり、家の洗濯機を直そうとします。しかし直せず、妻に小馬鹿にされます。興奮気味のレスターは怒りに震え妻を撲殺。自身の行動にショックを受けたレスターはマルヴォを呼び出すのですが・・・

”実話”というテロップは嘘

ドラマ版は1996年の映画を元にしています。映画版ファーゴも冒頭に”実話”というテロップが出ますが、エンドロールでは小さ目に「本作はフィクション」と書かれています。元ネタがフィクションなので、当然ドラマ版もフィクションなのです。なんでそんな事をしたのか、そこにオーエン兄弟のコメディ魂が見え隠れします。

本作主役のレスターは凡人で、常日頃から嘘を重ねていました。弟は長い付き合いから、ある程度の嘘は見抜いていましたが、普通の会話では見ぬけない程度のどうでも良い嘘です。そして殺人の際にも言い訳と嘘を重ねて逃げ道を探ります。冒頭のセリフはちょっとかっこつけたかったレスターのセリフなのです。

行動、言動、全てが、衝動♪

ラップなノリで表してみた通り、レスターは軽い人物若干同情もしてしまうのですが、そこは心配ありません。普通にクズです。シーズン1に”パラドックス系”の題名が多いのは、レスター自身が”矛盾しているが、正しい事のようにも思う”というボンヤリした思想から来ています。危ない人です。

本作はイイ感じに全員がちょっと抜けているのが魅力。シリーズ物ですがは1シーズン毎で完結します。実話でないからこそアイデアがあるのでしょう、ぞろぞろ新シーズンを作っています。なんせシーズン3まで全ての作品が色々な賞に輝くという人気っぷりですから。シーズン1にはマーティン・フリーマン2ではパトリック・ウィルソン3ではユアン・マクレガーと豪華キャストも当たってるファーゴはまだまだ新作出して快進撃を続ける名作です。

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