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もっと音楽に没頭しよう!「ネクスト・ドリーム」

ネクスト・ドリーム ☆映画あらすじと感想
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3.2 社会風刺が共感を呼ぶ作品

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\サブスク引き籠り応援団です/

音楽オタクなマギーと歌姫グレース

伝説の歌姫グレース・デヴィス40代になっても衰え知らず全米ツアーも満席アルバムの売れ行きも好調、そして新曲への想いも強い現在。しかしマネージャーであるジャックは、年齢の事を考慮ラスベガスで定期公演を行い、安定した収入を得るようすすめます。グレースはチャレンジングな姿勢と現実の間で悩んでいました。

グレースの想いをくみ取るのはパーソナルアシスタントのマギー。両親の影響もあり、音楽オタクである彼女グレースの歌に心酔しています。振り回されつつもアシスタントを3年間続けれたのはグレースへの尊敬の念からでした。そんなマギーの夢は音楽プロデューサーとして独立すること。そしてマギーは才能溢れる金の卵、デヴィッドと出会います。

社会的な立場が足を止めようとする

グレースが新曲を出せない理由は、重役達の考え方にあります。白人男性だらけの重役”女性シンガーで全米NO1になったのは過去5人だけで、黒人女性は1人だけ。そろそろ潮時な年齢。”と、黒人で女性であることを理由に短命なシンガーと評価していたのです。

逆にマギーは白人女性ですが”若い”ということで軽視されています。情熱と知識、そして才能に溢れ努力を忘れません。しかし”せいぜいアシスタントが良い所”という評価。2人は違う立場と環境ですが、同じ敵と向かい合っているのです。どちらにせよ、この2人にとって最大の武器は当然”音楽”でした。

歌と音楽と踊りに魅了される

全米ツアーの映像は圧巻で、グレースが歌姫であることを物語っていました。踊りも迫力があり、耳だけでなく目も奪っていきます。そこに現れたデヴィッドマギーが認めるその歌声は透き通った高音。甘く優しい声が伸びていきます。この2人の相乗効果で、本作が映画かPVかわからなくなる程です。

歌姫グレースと、これからメジャーになるであろうデヴィッド。この2人と出会ったのはきっと、音楽オタクのマギーに神様がほほ笑んだからでしょう。原題が「High Note」頂点もしくは好調という意味になります。この3人は現在が最高潮に見えますが、これから絶頂期を迎えるのでしょう。ハートフルなラストを、歌と併せてくるコンボに感動しました。

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