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探偵ごっこか、それとも殺人鬼の発見か「サマー・オブ・84」

サマー・オブ・84 ☆映画あらすじと感想
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3.6 80年代のノスタルジック感がイイ

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\サブスク引き籠り応援団です/

少年たちは思春期真っただ中

1984年アメリカ・オレゴン州の郊外住宅地では連続殺人事件が話題になっています。恐ろしい出来事なのですが、ミステリー・不可思議現象大好きな少年デイビーは事件に惹かれています。「俺たちで捕まえてやろうぜ」とイーツ、ファラディ、ウッディと友人達を誘っています。

そんなある日、新聞社に犯人から全ての犯行内容が書かれた手紙が届きます。警察しか知らない内容に”本物”と認められました。デイビーの興味は更に強まりますが、ふと手元に合った牛乳パックに記された行方不明の少年の顔に衝撃を受けます。それはかくれんぼの際、隣人マッキーの家で見た少年。しかしマッキーは警察官これは妄想なのか、真実なのか、少年たちの冒険が始まります。

大事なのは80年代であること

本作は1980年代で、スマホが(どころか携帯電話も)ない時代。4人組はおもちゃの無線機頼りに連携を取ります。また遊びが”かくれんぼ”を主体にしており、TVゲームも流行りきっていないことが伺えます。現代と違ってSNSやドローン等で後を追えず、手探りで尾行する姿が子供らしくて懐かしくもありました。

現代も同じですが、隣人が何をしているかはわかりませんSNSがなければ自己発信の場も少ないので、ちょっとした事が面白くもあり怪しくもありマッキーが大量に購入した庭用具や土デイビーにとって格好の推理の的になりました。しかし当然ながら警察官マッキーを疑うのはこの4人だけでした。

青春・思春期そしてトラウマ

「殺人鬼を見つけた!」の一言が少年たちの好奇心を煽りました。エロ本読んで隣の少女の着替えを覗く悪ガキ達は、警察官マッキーに目を付けます。そして始まる探偵ごっこ。子供の遊びかと思えば中々どうして。交代で張り込み、周囲の観察に大胆な行動と大人顔負けの探偵力を見せていました。

マッキーの怪しさと安全さを交互に見せているのがGOOD。これは遊びではなく本当にドキドキのスリルサスペンスであり、手の込んだミステリ作品です。”隣は何をする人ぞ”というテーマを掘り下げ、伏線とミスリード、そしてトラウマを詰め込んだ思惑大人向けな作品でした。

この作品の問題点は”面白かった”ことである「ゲット・デュークト」
デューク・オブ・エディンバラ・アワードの今年の参加者は問題児ディーン、ダンカン、DJビートルート(自称)の3人グループが更生の為、大学受験時の評価を上げるために自ら希望して参加したイアンの4人でした。4人は”キャンプ地”を目指して歩き始めますが、3人はマリファナを吸い地図を破き道に迷います。進むと仮面を付けた壮年男性の姿が。道をきくと仮面の男は手に持っていた猟銃を向け、そして発砲してきたのでした。


見た目ではわからない人間の裏側「テッド・バンディ」
2019年の映画「テッド・バンディ」のあらすじと感想。連続殺人犯として逮捕されたのは青年テッド・バンディ。甘いマスクに人当たりの良い彼は本当に犯人なのか。恋人リズの視点で描かれるテッドという人間とは。テッド役ザック・エフロンの笑顔が妖艶な作品。


普通のバウムクーヘンですよね・・・?「火の粉」
武内真伍は引越しを終え隣の梶間家に挨拶に行きます。この梶間家の家長である勲は元裁判官で、過去の事件でこの武内に無罪判決を下した人物でした。梶間家に嫁いだ勲の義娘である雪見は「理解してくださって感謝しています。」と打ち明けてくるこの武内という男に、なんとなく薄気味悪さを感じていました。

⇑ 邦画ドラマですが隣人が怪しい

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