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自由とは政府が作るモノなのか「スノーデン」

☆映画あらすじと感想
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4.1 これは英雄譚

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アメリカの機密情報をぶら下げて

2013年、香港のホテルドキュメンタリー作家とイギリス新聞記者1人の男を待っています。そして現れたルービック・キューブを持つ男、スノーデンは2人を部屋に招き携帯電話を預かります。そして”アメリカ政府・CIA・国家安保局等に関する暴露”を始めました。

スノーデンは高校を中退し軍隊に所属していました。しかし怪我の為除隊し、その後コンピューター技師としてCIAに就職します。良い職場、出来立ての彼女、未来が眩い瞬間です。そんなある日、同僚ソルから世界中のチャットを閲覧できるシステムを見せつけられます。これは個人情報の搾取なのでは・・・

名分は”テロ対策”

911事件(2001年9月11日)からアメリカはテロ対策強化という目的で、完璧な情報収集を目指します。テロと疑わしき人物の周辺情報を検索できるシステムの構築は政府から見れば大成功。しかしこれは個人のプライバシーを著しく侵すシステムの構築を意味していました。

スノーデンは経済競争に勝つため等の、戦争やテロに無関係な情報収集が行われた事に疑問を持ちます。これは自国に留まらず世界中の国家に対して行われました。日本に対して”同盟国で無くなったら送電システムを壊すスパイウェアも設置済”という情報まで暴露しています。テロとは違う話ですねえ・・・

自由と監視

プライバシーの尊重とは何なのか。本作はそういった疑問を持ち暴露したスノーデンが起こした実話。実生活に影響なければ気づかない事ですが、これはジョークすらネット上に書き込めない未来を警告しています。”監視している”という事は、”いつでも難癖付けられる”ということなのです。

スノーデンは”携帯は情報を政府に知らせています”と話しています。これから更に世界中で強化されていく超監視社会の恐ろしさを唱え、そして警告をしています。大きな問題ですが難解な事件なので、こうやって映画でまとめてくれるのは有難いモノです。スノーデン文書とか見たところで理解できませんし・・・僕ぐらいの超一般人なら監視もされていないし・・・多分・・・

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