エログロで重い・・・
責任を取るのは自分・・・?
リゾート地であるリ・トルカ島に訪れた夫婦ジェームズとエム。小説家であるジェームズはガビという女性に声を掛けられます。何でも彼女はジェームズの小説のファンだとか。そうしてガビの夫アルバンを交え、4人で意気投合して島を楽しむことになります。
ある日彼らはリゾート地を離れて海沿いでキャンプを楽しみました。その帰り、酒の入ったジェームズが運転する車で地元民を轢き殺してしまいます。警察に捕まったジェームズは警官の提案に耳を疑います。”死刑だが金を出すなら自分のクローンを作って身代わりにできる”。そしてクローンジェームズは轢き殺した地元民の息子に刺殺されて死刑が成立するのでした・・・
クローンとは何者?
クローンは”小枝・挿し木”を意味するギリシャ語が語源で、無性生殖で発生する遺伝的に全く同じ個体である生物を指しています。現代では核移植技術などで意図的にクローンを作る事が可能ですが、人間のクローンは全世界で禁止されています。可能なら人口問題解決ですな・・・コワッ!!!!
とはいえ現代では人間のどの部分も皮膚細胞から作り出せるので、わざわざ人間一人作って臓器を取り上げるとか必要ありません。そんな時代に本作は臓器提供等ではなく罪をなすりつける為にクローンを作る話。そこで疑問・・・形が同じなら本人としたもんですかね???
自分自身の境目
罪を犯したオリジナル。記憶はあるけど罰せられる理由のないクローン。この関係は数回繰り返されていれば、本当に自分がオリジナルなのかも曖昧になります。しかし”自分はどっちなのか”には意味がありません。どちら共外見が同じで、罪を犯した記憶はあるのですから。哲学的ですな・・・
エロとグロに隠されたテーマが重すぎて・・・。当然”俺って本物??”という展開になっていきますが、この島ではクローンをバカスカ産みだすのでどれが生き残ってるのかわかりません。自分の為に自分を殺すみたいな・・・最初から刑を受けた方がマシなのかもしれませんね。



コメント も、文句以外で・・・