ループ物は安定して面白いですな
残機∞
目覚めてすぐのロイの頭を鉈がかすめます。隣で寝ている女を起こし、通称モーニング野郎を倒すと次に出てくるのはヘリコプター。しかしロイは慌てず弾の軌道まで把握。彼は何故だか知らないが”ループ”に巻き込まれており、死ぬたびにこの5月9日の朝に戻ってくるのです。今回は139回目のコンティニュー。
しかし何度挑戦しても12時47分を超える事ができません。頼みの綱は元妻で時空変質の研究をしているジェマ。しかし職場に問い合わせると先日亡くなっていました。打つ手なしのままお昼までの生を繰り返します。そんな141回目、5月8日の妻との電話で”誕生日プレゼントを贈った”という一言を思い出します。そしてそのプレゼントの中身とは。
豊富な”殺し屋”達
最初に出て来る”モーニング野郎”。彼は鉈系武器と銃で襲ってきます。同時に来るのは”ヘリコプター”ですが、機関砲連射でド派手。残念なのは視覚的な問題でモーニング野郎も巻き添えする事です。更に”ロイ2号”というロイに瓜二つの擬態系に、低身長症の”爆弾男”と絶え間なく襲ってくる殺し屋達。他にも様々な特殊殺し屋が襲ってくるのですが、大体初見殺し。2度・3度目は通用しない輩ばかりでした。
その中でヤバそうなのは”観音様”を名乗る剣使いの女性。避ける・逃げるはできますが、倒せません。7時~12時47分までの6時間足らずに10組程の殺し屋・組織に襲われているロイですが、流石筋肉隆々な元デルタフォース大佐。観音様以外は倒す術を身に着けていました。まあ、ちょっと、普通のデルタフォース大佐には不可能な術ですが。。。
探せクリア攻略、目指せ最短攻略!
特殊な能力を得たロイは”ループ”による”記憶”が武器となります。試行錯誤を繰り返せる強みは無敵。死にゲーさながらに敵の出現ポイントと特徴を覚え、行動別発生イベントを回収していきます。そうやって一歩ずつグッドエンディングを探す本作は飽きやすいループ物。そこにゲーム感を入れる事でテンポが生まれていました。
ゲームであれば普通に攻略した後は”最短攻略(タイムアタック)”ですね。1回目はエンディングまで1週間かかったとしても、慣れれば2時間とかザラにあります。果たしてロイも挑戦してみる派でしょうか?と、その前に12時47分を超えられない理由を探さないと進めません。銃火器・刃物で暴れるシーンもGOODですが、意外と頭脳派な面もイケてます。ラストにモヤっとしなければ評価4にするとこでしたよ。
コメント も、文句以外で・・・